ページ番号1032626 更新日 令和3年10月23日
令和3年10月7日(木曜日)、文化会館の主催事業「秋の自然散策 史跡めぐり」が実施されました。この事業は、5月27日に予定されていましたが、雨天で延期となり、今回無事開催されました。
前回の史跡めぐり同様、新型コロナウイルス感染症対策として、事前申込制とし、定員を10人に絞り実施しました。
秋編の史跡めぐりのルートは、流山本町界隈の近藤勇陣屋跡や浅間神社などを回る万上コースという設定で36カ所を巡りました。前回同様参加する方々は、流山市の史跡を学ぶ事に関してとても熱心な様子でした。最初に公民館職員が挨拶をした後、講師の博物館職員を紹介し、散策がスタートしました。
[画像]史跡めぐりの様子(75.4KB)最初は流鉄流山駅からで、流山鉄道開通の歴史について、住民の出資により開通した鉄道であるとの説明を受けました。次に、細い路地を進み、江戸川の土手に登ると、今上落(いまがみおとし)が見えてきます。今上落は細い川ですが、野田の今上から流れる農業用1級河川であることや、矢河原の渡しは近藤勇が捕らえられてこの渡し場から江戸に向かった話がありました。また、当時この辺りはアシが生い茂った河原であることから、「やっから」と呼ばれていると説明を受け、参加者はうなずいていました。
[画像]史跡めぐりの様子(84.5KB)その後、流山市内の路地を巡り、浅間神社にある富士塚は、富士山の溶岩の石で作られており、これに登ると富士山に登ったご利益があるなどの説明がありました。また、近藤勇陣屋跡では、本陣は、現在の駐車場付近にあって、とても大きな酒造の二階であったと説明を受けました。最後は、跨線橋から流鉄流山駅や街並みを眺め解散となりました。
[画像]史跡めぐりの様子(77.8KB)参加者からは、「流山の路地、初めて歩きました。また企画してもらいたいです」や「思っていたよりもたくさんの場所をまわって、たくさんの説明が聞けてうれしかったです」などの感想が寄せられ、史跡めぐりがとても好評であったことがアンケートからうかがえました。
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