ページ番号1032128 更新日 令和3年9月10日
令和3年8月22日(日曜日)、文化会館ですず虫飼育教室が開催されました。すず虫飼育教室は、「流山すずむしの会」の皆さんに講師とすず虫の提供をお願いして毎年実施している事業で、今年で13回目の開催となります。
すず虫飼育教室が始まる前に、「流山すずむしの会」のみなさんが育てているすず虫の交換会が始まりました。すず虫は定期的に交配する相手を交換しないと、環境に適応できずに体が弱くなるので、毎年お互いのすず虫を交換しているそうです。
感染症予防のため定員を制限した今年のすず虫飼育教室には、28人が参加し、すず虫の会の約6人のボランティアの方がすず虫の配布に協力しました。はじめに、講師の堀江健康さんから、すず虫の飼育について説明があり、その後、「今年は大きく成長していて飼育しやすく、間もなくすず虫の鳴き声を楽しめます。すず虫も生きていますので、最後まで大切に育ててください。」というお話に、参加者はうなずきながら聞いていました。
[画像]イベントの様子(57.6KB) 次に同会・松田淳さんから、すず虫の飼育方法についてパソコンを用いた説明がありました。すず虫のオス、メスの見分け方、虫かごの下に敷く土(マット)の注意点、飼育容器の大きさに対するすず虫の数、最適なエサなどについて写真を映しながら分かりやすい説明があり、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
また、参加者からは飼育の仕方やどのような餌をあげればよいかなどの質問が寄せられました。
最後に、皆さんのお楽しみ、すず虫の配布です。配布の前に松田さんから、「帰り道で買い物をする場合は、すず虫を車に放置せずに、できたらすぐに家に持って帰ってください。すず虫も生き物です」と注意がありました。
参加者の皆さんからは、「少しでもよいので来年用の卵が生まれたらいいなと思います」や「しっかりエサなどをやってきちんと育てていきたいと思います」などの感想が寄せられました。すず虫飼育教室に参加した方のすず虫が大きくなって卵を産み、来年たくさんふ化することが期待されます。
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