ページ番号1032000 更新日 令和3年9月6日
令和3年8月20日(金曜日) 、森の図書館で「夏休み古墳探検 東深井古墳群を探検してみよう」が検温やマスク着用、手指の消毒など新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催されました。講師には、博物館学芸員を迎え、午前は一般の部、午後は小学生の部で行われました。
[画像]イベントの様子(33.4KB)一般の部には、18人が参加しました。視聴覚室で、学芸員から前方後円墳、方墳、円墳の話と東深井以外の流山市の古墳群についての説明があり、その後質問タイムとなりました。ここでは、埴輪(はにわ)の製法や貝塚と水源、集落などに関する質問があり、学芸員が丁寧に解説しました。小休憩をはさみ、古墳公園の探検です。最初の古墳になぜ埴輪が残されていたかをユーモアのある話で説明する学芸員に笑いが起こりました。また、全国でも珍しい魚形埴輪などが出土した7号古墳とその構造が説明されると、配布資料と見比べながらその場所を観察される方が多くいました。
[画像]イベントの様子(21.0KB)小学生の部は、子ども23人、付き添いの保護者8人が参加しました。視聴覚室で学芸員から古墳とは何かという説明からはじまり、埴輪は人型のものではなくさまざまな形があること、そして東深井古墳群には珍しい形の埴輪が存在することという話がありました。古墳探検に行くまでの休憩時間では、子どもたちが会場に設置された埴輪に集まり、実際に触るお子さんもいました。
[画像]イベントの様子(46.5KB) さらに、子どもたちからの質問に学芸員が答える場面では、子どもたちがとても熱心に学ぶ姿がありました。
休憩時間の後は、古墳探検です。小学生の部では、一見ただの小さな盛り上がりにしか見えない地形が、なぜ古墳とわかるのか説明がされると、その地形をじっと見つめたり、資料の地図を照らし合わせていました。また、一般の部と同じく、7号古墳の説明では、特徴ある埴輪の資料を保護者と一緒に笑顔で眺める姿がありました。
イベントに参加した方からは、「実際に古墳公園を説明を聞きながら歩いたことで、古墳を理解することができました」や「竪穴住居で使われていた埴輪は破片が一か所に集まりやすいので復元しやすいが、古墳の周りに飾られていた埴輪は破片が他の埴輪と混ざって散乱しているケースがあり、復元するのは難しいということが分かりました。また、石膏や合成樹脂を用いて接着していることがわかり、復元作業の現場を知ることができてよかったです」、「1500年くらい前からこのあたりの景色が変わっていないことにとても驚きました」となどの感想が寄せられました。
[画像]イベントの様子(42.0KB)一般の部、小学生の部ともに、最後に学芸員から「今回の古墳探検を通じて、普段何気なく歩いている古墳公園に思いを馳せてもらい、自然を保護することや博物館の活動に興味をもっていただければありがたいです」とお話がありました。
[画像]イベントの様子(33.1KB)森の図書館で開催されるイベントは、広報ながれやまや森の図書館ホームページなどでお知らせします。詳細は、森の図書館(電話04-7152-3200)へお問い合わせください。
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