ぐるっと流山 わたしへのごほうび講座


ページ番号1031875  更新日 令和3年8月17日


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 令和3年5月13日〜6月17日の毎週木曜日、南流山センターで「わたしへのごほうび講座2021 in 流山〜あたらしいワタシ発見! 個性を磨くレッスン〜」(主催:流山市役所企画施策課、企画運営:NPO法人パートナーシップながれやま)が開催され、子育て中の女性約20人の方が参加しました。
 第1回は、俳優・健康運動実践指導者の竹森茂子さんを講師に迎え、「自分自身をメンテナンスするヨガ」をテーマに、自分自身の体調や出産、加齢に伴う体の変化と向き合い方を、多くのポーズを実践しながら教えていただきました。

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 第2回は、公益財団法人日本女性学習財団の池田和嘉子さん、田村雅子さんを講師に迎え、「発見! ジェンダー〜自分らしく生きるヒント〜」をテーマに、日常の中で感じるモヤモヤについて考えました。ジェンダーについて、偏った見方、思いこみなどはジェンダーバイアスがもたらす話やジェンダーギャップ指数に表れる日本の男女格差などの話がありました。

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 第3回は、色彩心理カウンセラー・中屋映子さんを講師に迎え、「HAPPYになる♪カラーセラピー」をテーマに、色彩心理療法を体験しました。絵を描き、表現することで、自分の潜在意識にあるものを知ることができることを学びました。中屋さんからは、「答えは自分の中にあります。自分の描いた絵を見て、自分の心は何を言いたいのか考えてみてほしいです」とお話がありました。

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 第4回は、中央学院大学准教授・皆川満寿美さんを講師に迎え、「さあ、今こその男女共同参画概論」をテーマに、参画とは何か、ジェンダー不平等な日本の現状、雇用労働を焦点としての現状、制度面で変わったことと変わらないことなどについて学びました。男女共同参画社会基本法は1999年に成立しましたが、日本の現状は、ジェンダーギャップ指数ランキングが世界156カ国中の120位です。日本には「組織における意思決定層」に女性が1割しかいないことや政府が2020年までに30%を目指した「各分野における指導的地位に女性が占める割合」が未達成であることなどを学びました。皆川さんは「このような日本の現状を変えて、女性の手腕をもっと発揮してほしい」と話しました。

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 第5回は、埼玉大学基盤教育研究センター准教授・渡辺大輔さんを講師に迎え、「性の多様性と子育て・教育」をテーマに、性の多様性をめぐる子どもの発達や解決すべき課題、支援・配慮の方法、相談できる環境・関係性を、動画や絵本、書籍、マンガ、小学保健ニュース新聞など、さまざまなメディアを紹介しながら解説しました。参加者の方からは、「子育てにおける性の多様性について、自身の認識に不安がありましたが、これからの心構えや声かけなどの参考になりました」と感想が寄せられました。

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 最終回となった第6回は、東海大学文化社会学部広報メディア学科教授・谷岡理香さんを講師に迎え、「メディアとジェンダー」をテーマに、時代とともにCMや子ども番組、ドラマなどに描かれる男女像も変化していることを学びました。日本と海外のオムツのCMの比較する場面では、「日本のCMは母親ばかりが頑張っていますが、海外のCMでは社会全体で子どもを見守ることが当たり前の雰囲気があります」などの意見が参加者の方から出ました。谷岡さんは、「メディアは作り手の価値観が反映されているので、誰が伝えているかを考えることが大切です」と話しました。
 最後に保育担当者が、講座中のお子さんの様子を参加者の皆さんに話し、会場は笑顔に包まれました。「学ぶ母親を応援します」という保育担当者の言葉に、勇気づけられた参加者の姿がありました。


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