ページ番号1029538 更新日 令和3年1月13日
令和3年1月8日(金曜日)、三輪茂侶神社で「ヂンガラ餅行事」が行われました。市指定無形民俗文化財となっているこの伝統行事は、男衆が餅を奪い合い餅の割れ具合により、その年の農作物の作柄を占うものです。今回は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出された中での開催のため、密を避け、男衆による餅取りは形を変えて行われました。
[画像]写真:餅取りの様子(32.7KB)「ヂンガラ餅行事」は縁起がいい末広がりの「八づくし」で、8升の御神酒、8升の鏡餅(上3升、下5升の丸い重ね餅)、野菜や果物、海産物など8種類の供物が神前に供えられます。近年は、1月の第2日曜日に開催していましたが、今年は本来の8日が開催日となりました。
[画像]写真:餅取りの様子(27.1KB)拝殿には神社の氏子、昨年と今年の当番が集まり、大太鼓を合図に行事が始まります。諏訪神社の禰宜の古谷さんにより、修祓の儀、祝詞奏上、玉串奉奠(ほうてん)などが、習わしにのっとり厳粛に執り行われました。その後、昨年と今年の当番が向かい合せになり、当番の引継ぎの「とう渡し」が行われます。
[画像]写真:二つに割れた餅(36.8KB) 「とう渡し」が終わると、いよいよ上半身が裸の男衆による餅取りです。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大のため、拝殿内で当番の皆さんによる餅取りに変更されました。
もみ合いながら、拝殿の柱に餅を打ち付けると、餅をみごとに2つに割ることができました。
割れた餅を手にした禰宜の古谷さんが「今年も豊作間違いなしでございます」と宣言すると、氏子の皆さんから大きな拍手が鳴り響きました。参加された方々からは、新型コロナウイルスの感染が広がる中で、「地域の伝統行事が無事に執り行われてよかったです。来年はいつもの通り行うことができれば」という声が聞かれました。
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