ページ番号1029559 更新日 令和3年1月14日
令和2年12月20日(日曜日)、北部公民館で「こども理科実験室 重心の不思議」の講座を開催しました。今回は、11人の小学生が参加し「重心ってなんだろう:重心の不思議」について実験しました。まず、人も重力の移動がなければ動けないことを椅子を使って実験しました。人が椅子から立ち上がるには、前かがみになることや足を後ろに引くことで重心を移動しなければ立ち上がることが出来ないということを実験から学びました。
[画像]講座の様子(34.7KB)次に、「やじろべえ」作りから、「やじろべえ」が倒れない理由を考える実験をしました。実験では、針金の真ん中の部分を曲げて支点を作り、針金の先に粘土のおもりを着けた後、「やじろべえ」の支点をペットボトルの蓋の部分に乗せ、ゆらしたときにバランスをどのようにとるか観察をしました。観察から、ゆれている間も重心が支点より下であれば倒れないということが分かりました。
[画像]講座の様子(27.4KB)そして「バランストンボ」で重心の実験を行いました。講師が予め用意した、とんぼが印刷された厚紙を丁寧に切取り、くちばしの部分を支点とし、バランスが取れるか実験しました。参加した児童は、羽の角度を変えたりしながらバランスの取れる位置を試しました。水に浮かべた時の浮き方の違いを、断面が正方形と長方形の角材を使って観察し、重心がどこにあるかを考えました。
[画像]講座の様子(34.4KB) その後、おかしな動きをする不思議なコップ作りをしました。2つの紙コップの底の部分に輪ゴムを通す穴を開け、おもりを付けた2本の輪ゴムの端を2つのコップの内側から穴に通したのち、輪ゴムをクリップでとめ、2つのコップの上の縁の部分を向かい合わせてテープでつなげて出来上がりです。コップをゆらすとおもりの重心が動き、おかしな動きをすることが分かりました。
こども理科実験室は無事終了し、参加した児童からは満足そうに「また参加したいです」と感想が寄せられました。
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