ぐるっと流山 新選組が流山にやってきた〜地方から見た日本の動き〜


ページ番号1029321  更新日 令和2年12月11日


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 令和2年11月28日(土曜日)、森の図書館で教養講座「新選組が流山にやってきた〜地方から見た日本の動き〜」が行われました。この事業は、内閣府が推進している日本文化の魅力を発信するプログラム「beyond2020」の認証事業になっています。
 会場入口では、新型コロナウイルス感染症予防のため、検温・消毒、参加者全員のマスク着用など、対策を講じて実施されました。講座には約50人の方が参加し、講師には元新人物往来社社長の大出俊幸さんを迎えて行われました。

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 大出俊幸さんは、広島県尾道市因島生まれで現在市内在住。京都大学卒業後、教員などを経て元新人物往来社社長に就きました。現在は、因島自由大学の代表や新選組友の会の主宰者として活躍されています。

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 講座は、沖田総司の三段突きに関する自身の体験談から始まりました。そこから、戊辰戦争前夜の京都へ話が移ります。地図を用いて、幕府側、薩長側の錦の御旗に関する逸話など、歴史の裏側に隠れがちな、複数のエピソードが細かく語られました。休憩をはさみ、後半は、鳥羽・伏見の戦い後の新選組の話をされました。年表を参考にしながら、旧幕府側と、西軍の立場を織り交ぜつつ、当時の新選組の立場を中心に話が進みました。説明の終盤では、新選組が江戸から流山に至る過程で滞在したとされる、綾瀬地域に関する模様が詳細に語られました。

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 説明の後には質問タイムが設けられました。「新選組で大出さんが最も好きな隊士は?」などの質問があり、大出さんは時に真剣に、時にユーモアに回答し、時には会場が笑いに包まれました。「歴史は正しいとか、正しくないとかではなくその時起こったことを知る、そして、自分で考えるのが大切なのではないでしょうか」と結ばれました。

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 講座終了後には、会場に用意された新選組関連の書籍を借りていかれる方や先生と談笑される方など、和やかな雰囲気の中でイベントは終了しました。
 参加された方からは、「歴史の隠れた部分を確かめるために、ご自分で新選組の子孫を尋ね歩いて、多くの本を編集・出版されていることにとても感動しました。あっという間の時間でした」などの感想が寄せられました。

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 次回の教養講座は、令和3年4月17日(土曜日)に、長縄えい子さんの講演会「画家になってしまった私の人生」を予定しております。詳細は、広報ながれやまや森の図書館ホームページからご確認ください。


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