ページ番号1029176 更新日 令和2年11月20日
令和2年11月17日(火曜日)、文化会館で秋の防災講座「土砂災害に備えて」が開催されました。関東地方整備局の出前講座として河川部河川計画課課長補佐の菅原寛明さんを講師に派遣していただき、土砂災害の特徴や発生状況、対策などをお話しいただきました。新型コロナウイルス感染症対策のため人数を制限して実施し、市民21人が参加しました。
[画像]講座のようす(69.1KB)初めに、土砂災害は主に土石流、地すべり、がけ崩れの3つに分類されると説明があり、令和元年に全国で発生した土砂災害の事例をお話しいただきました。近年は気候変動による大雨などにより、土砂災害の発生件数が増加傾向にあるそうです。令和元年の東日本台風(台風第19号)による土砂災害は952件で、過去最大の土砂災害をもたらした台風となったとのお話もありました。
[画像]講座の様子(70.0KB)土砂災害への対策として、土砂が流れ出るのを防止する「砂防えん堤」や、がけ崩れの際に土砂を受け止める「擁壁工」により土砂災害の被害を防止した事例を紹介いただきました。また、土砂災害警戒区域などを示した土砂災害ハザードマップについてもお話しいただき、市の土砂災害ハザードマップについても触れていただきました。
[画像]講義の様子(69.4KB)最後に質疑応答があり、参加者からは「土砂災害警戒区域はどのように指定されますか」「平らな土地では土砂災害は起きませんか」など、積極的に質問が寄せられました。講座終了後は、「土砂災害発生のメカニズムが興味深かったです」「ハザードマップに興味を持ちました」などの感想がありました。
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