ページ番号1028849 更新日 令和2年11月5日
令和2年10月1日〜10月22日の木曜、生涯学習センター(流山エルズ)で女性のための課題解決セミナー(全4回)が開催されました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮しながら、「仕事・地域づくりに役立つチカラをつける」をテーマに、延べ58人の女性が女性リーダーとして活躍するための条件について学びました。1回目は盛岡市の一般社団法人GEN・J代表理事の田端八重子さんを講師に招きました。田端さんからは、東日本大震災などの災害時の避難所で、管理・運営を男性が行い、調理・配膳・片付け・掃除を女性が行ったという実態から、日本社会には性別役割分担意識が根強く残っており、世界経済フォーラムによると、日本の2020年のジェンダーギャップ指数が153カ国中、121位と低い水準であることの裏付けになるお話がありました。災害時、避難所にはさまざまな年齢・性別の方々が集まるため、災害弱者になりやすい方々にとって女性のリーダーの存在は心強いとのお話もありました。
[画像]セミナーの様子(33.5KB)2回目、3回目はNPO法人日本ファシリテーション協会の杉村郁雄さんによる「ミーティング力UPセミナー」が行われました。1日目は「会議が変わる! 意見を引き出すコツ」をテーマに、会議に必要な準備、安心して発言できる環境、意見を聞き出すコツを学びました。グループワークでは、どの班も活発に意見を交わしました。2日目は「会議が変わる! 成果につなげるコツ」をテーマに、議題の可視化や課題解決を収束に向けるコツをグループワークで実践しながら学びました。質疑応答でも会議をよりよくするための質問が数多く上がりました。
[画像]セミナー講師(30.3KB)4回目の講師は生涯学習開発財団認定マスターコーチ・藤田潮さんです。「人を巻き込むコミュニケーション」をテーマに女性リーダーとしての必須条件を学びました。「与えられた役割をきっちり行い、そこにある課題をそのままにしないで、目的を明確にし、すぐにできる小さい行動を決めて動き始めることで解決に近づけます。解決のためにイニシアティブ(主導権)を取る存在になりましょう」と藤田さんよりお話がありました。また、課題解決は一人ではできないため、人を巻き込むには、普段からコミュケーションにより人脈形成・意思疎通を図れるようにしておくことも大事だと語られました。受講生からは「自分の中での課題が整理できた」「毎回具体的で、地域や仕事のほか、子育てにも役に立った」などの感想が寄せられました。
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