ページ番号1028632 更新日 令和2年10月22日
令和2年10月17日(土曜日)、クリーンセンターで令和2年度生物多様性シンポジウムが開催され、25人の親子が参加しました。環境学習を通して生物多様性の重要性について学んでもらうと共に、生物多様性の保全・回復に優先的に取組むために選定された重点地区・拠点の魅力を知っていただくことを目的として毎年開催しています。クリーンセンターのある新川耕地も、重点地区・拠点として選出されています。第1部では、市民団体「小さな森づくり in 流山プロジェクト」の代表である秋元五郎さんをお招きし、生物多様性について講演していただきました。森や山、川、海などさまざまな場所にさまざまな生物が暮らしていて、地球上には判明しているだけでも約175万種、未確認のものも含めると約3,000万種の生物がいると言われているお話など、生物多様性のお話と新川耕地の歴史などについてお話いただきました。
[画像]集合写真(42.3KB)第2部は、残念ながら天候に恵まれず雨天だったため、予定していたフィールドワークやサツマイモ堀りを中止し、工芸室でクロマツの苗木作りをしました。「小さな森づくり in 流山プロジェクト」では、現地で拾ってきたどんぐりや松ぼっくりから木の苗を育て、津波被災地などへ持って行き植樹を行っています。活動内容や苗づくりの方法についての説明の後、同団体が1年かけて松ぼっくりから育てたクロマツの苗を使って、お子さん1人につき1ポットずつ作りました。作ったポットには、それぞれお子さんのネームプレートが立てられ、同団体で数年間育てられた後、津波被災地で植樹されます。秋元さんから参加者へ、「ぜひ、団体の拠点に遊びにきて定期的に様子を見てほしいです」とお話がありました。
[画像]講演の様子(22.7KB)苗木作りの後は、同団体の活動に参加している留学生から、それぞれの国の生物などについて紹介がありました。インドの留学生からはインドの食文化についての紹介もあり、1,000種類近い数のナンがインドにあるというお話を聞いて参加した子どもたちは驚いていました。インドは広く、たくさんの民族が住んでいるため、郷土料理の種類が多く、ナンだけでもこれだけの種類ができるそうです。参加した子どもたちからの「日本にいない珍しい昆虫はいますか」という質問に、中国の留学生から「同じアジアなので日本にいる昆虫は大体います。また、広東省には食虫文化があるので、水にいるゴキブリみたいな虫を食べることもあります」と驚きのお話もありました。最後に、サツマイモのお土産を渡しながら、「こうしたさまざまな食文化があるのも生物多様性の恩恵であり、生物を大切にすることで、私たちは今、サツマイモなどさまざまなものが食べられています」と、生物多様性を守っていくことの重要性を強調しました。
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