ページ番号1027530 更新日 令和2年8月11日
令和2年8月5日(水曜日)、文化会館で「基礎から学ぶ 情報紙編集講座」が開催されました。「男女共同参画と情報紙の編集? 」と思われるかもしれません。しかし、普段あまり気にしていないけれど、性別が偏った視点で書かれている発行物は結構あるものです。自治会やPTAなどで広報紙を作る際は、ぜひ男女共同参画の視点で作成いただきたい、という思いで企画された講座です。
[画像]写真:講座の様子(93.2KB) 講師は、広告のコピーライト、編集ディレクターとして30年のキャリアを持つ、柏市在住のフリーコピーライター・紅谷りかさんです。紅谷さんは、企業のPR誌や広告、自治体刊行物、大学案内、各種広報紙・情報紙を数多く手掛け、活躍されている方です。
講座では初めに、内閣府男女共同参画局が作成した「男女共同参画の視点からの公的広報の手引き」を使用し、「性別によってイメージを固定化した表現になっていないか」など、情報紙などを作成する際の表現上の留意点についての説明がありました。
続いて、企画、紙面構成、取材、撮影、原稿制作、紙面の仕上げといった、情報紙づくりの流れに沿って、それぞれのポイントを具体的に分かりやすく解説いただきました。その中で、情報紙の作成にあたっては、誰に向けて発信するかのターゲットと目的を明確にすること、見出しでインパクトを与えるなど、視覚に訴えるメリハリのある紙面構成を目指すこと、下準備は重要だがそれに囚われ過ぎないこと、書き上げた原稿は音読すること、校正は複数人で複数回行うことなどの説明がありました。ご自身の経験からも、企画に愛情を持ち、仕上がりには自信を持って世に出すことと話された紅谷さんの言葉が印象的でした。
[画像]講師(80.0KB) 参加された方には、自治会の会報づくりをしている方やこれから取り組まれる方などがおり、積極的に質問されていました。
最後に、男女共同参画情報紙「結ながれやま」の発行に向けて、市民編集員への参加の呼び掛けを行いました。市では、「結ながれやま」の発行に向けて編集員を募集しています。興味・関心のある方は、企画政策課(電話04-7150-6064)までお気軽にお問い合わせください。
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