ページ番号1024241 更新日 令和2年2月3日
令和2年1月19日(日曜日)、文化会館で日本舞踊集団「弧の会」による日本舞踊公演が行われました。今回のイベントは、文化会館開館50周年を記念して企画・実施されたものです。「弧の会」は、日本舞踊の素晴らしさを多くの人に伝えるために男性舞踊家たちが流派を超えて結成されました。今回の公演では、弧の会のメンバーである藤間仁凰さん、西川大樹さん、花柳寿美藏さん、若柳里次朗さんの舞が披露されました。
[画像]写真:ワークショップの様子(73.2KB)前日の18日(土曜日)には、小学生対象の日本舞踊ワークショップが開催され、18人が参加しました。参加者の皆さんは日本舞踊における「立つ」「座る」「歩く」「お辞儀をする」などの動作の表現方法を体験しました。続いて、「さくらさくら」の曲にあわせて踊りの練習をし、桜のつぼみが開く様子や花びらが散る様子などを扇子で表現していました。
[画像]写真:ワークショップ参加者の成果発表会(54.8KB)19日に開催された公演では、ワークショップに参加したお子さんたちの成果発表も行われ、会場からは大きな拍手が寄せられました。参加者の皆さんからは「日本舞踊は初めてだったけれど、楽しかったです」「踊れるか不安だったけれど、先生が優しく教えてくれたので舞台で踊ることができました」などの感想がありました。
[画像]写真:日本舞踊の流派の違いの様子(50.8KB) 公演は、日本舞踊を初めて見る方にも分かりやすいように解説を交えて行われました。日本舞踊の流派の違いを実感するため、古典舞踊の「長唄 七福神」を花柳流、若柳流、西川流の3人が同時に踊りました。青海原を表現する際に扇子で水平線を表す流派もあれば、身体全体で波を表現する流派もあり、同じ演目でも流派ごとに解釈や踊りが異なることが分かりました。
会場の皆さんに日本舞踊でさまざまなものを表現する扇子が配られると、地紙(じがみ)や親骨といった扇子の部位の説明がありました。扇子の開き方や閉じ方、雨や花吹雪、波などの表現方法も体験しました。客席の様子を舞台上のスクリーンに映し出すと、色とりどりの扇子で会場が埋め尽くされている様子に歓声が上がりました。
[画像]写真:若獅子の舞の様子(55.3KB) 「猿蟹合戦盛衰記」は昔話を基にした作品で、日本舞踊を初めて見る子どもたちはすっかり舞台に見入っていました。「若獅子」は、男性若手邦楽はやし家ユニット「若獅子会」の創作曲に弧の会が振り付けをした作品です。若柳里次朗さんから「男性の力強さが表現されている作品です」と紹介があった通り、飛び跳ねる振り付けや演者4人が互いに交錯する演出もあり、「猿蟹合戦盛衰記」とは印象が異なる演目でした。
来場された方からは、「日本舞踊に対する見方が変わりました。表現豊かでまばたきを忘れる程に見入ってしまいました」「親しみやすい語り口で日本舞踊の楽しさを味わうことができました」「解説があったので、内容がよく理解できました」との声が寄せられ、日本の伝統芸能である日本舞踊の素晴らしさを再発見する公演となりました。
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