ページ番号1022481 更新日 令和1年8月14日
令和元年8月3日(土曜日)、森の図書館で「森流亭落語会」が開催されました。森の図書館では、文化を発信する場としても市民の方にご利用いただくため、「森流亭」と名づけた寄席で落語会を開いています。6回目となる今年は、三遊亭とん楽師匠のご紹介で、落語芸術協会所属の前座 昔昔亭全太郎さんと、五代目圓楽一門会所属の二ツ目 三遊亭栄豊満さんにお越しいただきました。子どもから大人まで73人の方が来場し、出囃子の音楽とともににぎやかな開場となりました。また、このイベントは日本文化の魅力を発信するとともに、2020年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラム「beyond2020プログラム」に認証されています。
[画像]写真:新聞記事披露の様子(34.4KB) まずは、前座の昔昔亭全太郎さんが登場されました。師匠の下で、様々な下働きを積みながら日々稽古の研鑽に勤しんでいる姿を面白おかしく高座から語り、落語を楽しむ雰囲気を作られていました。
演目「新聞記事」では、ご隠居が八に、「お前は新聞を読んでいるか?今朝の新聞は見ていないだろう。天ぷら屋の竹さんが泥棒に殺された記事が出ていた」と言います。しかし、泥棒はすぐに挙げられた(捕まった)。「入った家が天ぷら屋だけにすぐ揚げられる」という落とし噺と知った八は「これは面白い。誰かに言ってやろう」と外へ。八のさまざまなうっかり話が繰り広げられ、客席からは大きな笑い声が上がっていました。
全太郎さんの軽快な語り口の落語で場が盛り上がったところで、いよいよ二ツ目の三遊亭栄豊満さんの登場です。栄豊満さんは落語家になって5年目、平成30年に二ツ目に昇進しました。
初めの演目は「転失気」です。体調のすぐれない和尚は医者から「てんしき」があるかを聞かれます。和尚は知ったかぶりをしてその場をごまかし、あとで小僧に「てんしき」とは何かを調べさせるお話です。だれもが知ったかぶりをする話のやり取りも軽妙でしたが、とんちんかんなやりとりの末を話す栄豊満さんの語りに、観客の皆さんは手を叩きながら大笑いしていました。
次の演目は「一眼国」です。一つ目の女の子を探しに行き、結局のところ一つ目の国に迷い込んでしまった強欲な男の話です。不気味な様子や滑稽な笑い話も栄豊満さんの語りから伝わり、ヒヤッと背筋が凍る話に会場の皆さんは真剣に聴き入っていました。
すべての演目が終わると、客席からは盛大な拍手が沸き起こり、皆さん大満足の表情でした。多くの方から「素敵なお二人でした」「とても楽しかった」という感想が聞かれました。
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