ぐるっと流山 曽根麻央ジャズインモーション


ページ番号1022396  更新日 令和1年8月6日


華麗なタップダンスとジャズのコラボ

[画像]写真:演奏の様子(30.3KB)

 令和元年8月4日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「曽根麻央ジャズインモーション」が開催され、約300人のファンが生演奏を楽しみました。第9回流山ジャズフェスティバルの一環として企画されたもので、ニューヨークなどでのツアーから帰国したばかりの曽根麻央さんも「流山に帰って来ると、夏が来たと実感します」と客席に語り掛けていました。流山が生んだ天才トランぺッター・曽根麻央さんが率いる若手実力派によるジャズとタップダンスの楽しいライブで、出演は、流山初登場のタップダンサー・橋本直如さん、ドラムの木村紘さん、ベースの伊藤勇司さんの4人。客席には小さなお子さんからご高齢の方々まで幅広いファンの皆さんが詰めかけました。

[画像]写真:コンサートの様子(24.3KB)

 ピアノとトランペット、歌、そして軽妙なトークでステージを盛り上げた曽根麻央さんは、昨年2枚組CD「Infinite Creature」でメジャー・デビュー果たしました。18歳で日本を代表するドラマー猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士(Master)課程の第1期生として首席で卒業。2017年には自己のバンドを率いてニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等、アメリカを代表する老舗ジャズクラブに出演。今年1月にはNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」ではラジオパーソナリティーを1カ月間務めました。

[画像]写真:ステージの様子(25.8KB)

 今回、流山のステージに初登場のタップダンサー・橋本直如さんは、ミュージカル「アニー」のタップキッズの出演やダンシングスキューバテレビジョン主催ギリシア公演など様々なショーに出演し、高校卒業後、東京ディズニーダンサーを2年間勤め、ニューヨークへ単身留学。Apollo Theater Amateur NightやJacob's Pillowなど数多くのショーをこなしました。Bring in 'Da Noise,Bring in Da' Funkに出演していたDerick K Grantの作品に出演し、その様子をNew York Timesに取挙げられました。Gregory Hinesの指導を受けていたAndrew J Nemrにも師事し、彼のカンパニーCPD Plusに所属し、数多くの公演を行い、帰国後は、ピカチュウ大量発生チュウやDANCE ALIVE HERO’S 2017メインステージ、Sarah Reich初日本来日公演などのショーに出演。今現在、日本に留まらず世界で活動中です。

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 ドラムの木村紘さんは、12歳のときドラムを始め、中学、高校では吹奏楽部で打楽器を担当。高校の部活でアメリカ遠征を経験。上京後、東京、横浜周辺でジャズを演奏を開始。ドラムを大坂昌彦氏に師事。2009年には明治大学Big sounds society orchestraに所属し、山野ビッグバンドジャズコンテストで2位の優秀賞を受賞。2011年洗足音楽大学を主席で卒業。米バークリー音楽大学の奨学金を得て留学。DrumsをRalph Peterson、アンサンブルをHal Crookに師事。2013年1月には塩田哲嗣のバンドMusic Of SFKUankに参加。2014年3月にはワシントンDCの全米桜祭りに小林香織バンド、曽根麻央バンドとして出演。2014年5月に帰国し、東京、関西 の両方で活動を開始しました。

[画像]写真:ステージの様子(17.6KB)

 ベースの伊藤勇司さんは、県立富里高校ジャズオーケストラ部で、指導顧問である篠原正樹にジャズを師事、独学でベースを始めました。椎名豊トリオのメンバーとして来日したRodney Whitakerに出会い、衝撃を受けました。在学中、同氏が教授を務めるミシガン州立大学やモントレー州選抜メンバーとのジョイントコンサートに加え、毎年モントレーにて開催されるネクストジェネレーションフェスティバルにもゲスト出演。 卒業後も地元での演奏を継続し、2013年に活動の拠点を東京に移し本格的に演奏活動を開始。現在は首都圏を中心に伊藤勇司トリオ、EniGmAなどのリーダーライブを精力的に行なうほか、曽根麻央トリオ、岡崎好朗グループ、多田誠司グループ等をはじめ様々なグループやセッションに参加。2018年11月には椎名豊トリオのメンバーとして世界最高峰のドラマー Herlin Rileyとの共演を果たすなど、近年その活躍の場をさらに広げています。

[画像]写真:ステージの様子(26.8KB)

 会場となった生涯学習センターには流山ジャズフェスティバルの黒いのぼり旗が風にはためき、ボランティアの皆さんが、募金箱を手に東日本大震災被災地復興支援を呼び掛けていました。ステージの中央には、四角い板が置かれ、その上で演奏に合わせて橋本直如さんが軽やかに足でリズムを刻みます。ドラムとタップダンスの掛け合い、トランペットとタップダンスだけのコラボレーションなども組み込まれ、本格的なタップダンスを約2時間のコンサートでずっと鑑賞できる機会は少ないこともあり、客席からは惜しみない拍手が贈られていました。

[画像]写真:ステージの様子(24.6KB)

 アンコールでは、20世紀のアメリカを代表するタップダンサーで歌手、俳優、エンターティナーのサミー・デイビス・ジュニアの歌で知られる「ミスター・ボージャングルズ」を曽根麻央さんがピアノの弾き語りで歌い、橋本直如さんがタップダンスを踊るふたりだけのステージを披露。FMラジオの音楽番組で今回のコンサートを知り、さいたま市からいらした佐々木里穂さん(21)は、「リズムだけで聴く人、観る人に感動を与えられるタップダンスに涙が出ました」と感想を聞かせてくださいました。曽根さんの次回のコンサートは、9月8日(日曜日)、スターツおおたかの森ホールで「曽根麻央クインテット」が予定されています。詳細はスターツおおたかの森ホール(電話04‐7186-7638)へ。


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