ページ番号1021644 更新日 令和1年5月14日
令和元年5月9日(木曜日)、森の図書館周辺で「初心者のための野鳥観察」が開催されました。森の図書館の周辺は、東深井地区公園(古墳公園)など、木々や水場のある豊かな自然が多く残されています。この観察会は、年に数回、周辺に生息する野鳥を観察することで、流山の自然を身近に体感してもらうために企画されています。講師として「日本野鳥の会」や「ふじしろ野鳥と楽しむ会」に所属している森の図書館の司書が解説を行います。
イベントでは、事前に図書館スタッフが調査を行ない、流山周辺に生息していると思われる野鳥48種を掲載したオリジナルの図鑑が用意されました。このミニ図鑑は、図書館スタッフが作成したもので、見つけた鳥の写真にチェックを入れて、終了後も確認することができます。
当日は、日頃から図書館周辺を散策している地元の方や、近隣の方など19人が野鳥観察を楽しみました。当日はお天気も良好で、絶好の鳥見日和でした。図書館を出発し、森の図書館周辺の公園や広場を巡るルートを散策しました。
まずは、図書館を出てすぐに「チュイーンキリキリコロコロ」というかわいい声。濃い緑色のカワラヒワが電線に止まって鳴いていました。その姿をスコープという鳥見用の望遠鏡で観察しました。20倍の倍率で、表情まで分かります。
次の水場では、ツバメが巣材の泥運びをし、スズメが水浴びをする光景を観察し、アクティブ広場の辺りでは、「長兵衛中兵衛長中兵衛」(チョウベイチュウベイチョウチュウベイ)と歌うメジロの声を楽しみました。古墳公園では、くちばしと足がオレンジのムクドリや、日本にしかいないセグロセキレイが歩いている姿を双眼鏡で眺めました。
木々から綺麗なさえずりが聞こえます。なんと、渡り途中の夏鳥、キビタキが鳴いていたのです。姿は確認出来ませんでしたが、図鑑で見ると美しい黄色と黒の鳥です。参加者の中には、「先日、姿を見ました。」とおっしゃる方もいました。
図書館に戻ると、参加者全員で、姿を見たり声を聴いたりした鳥を確認し合う「鳥合わせ」が行われました。この日は15種類の野鳥を確認することができました。「この機会に野鳥観察を趣味のひとつに加えていただけたらうれしいです」と講師が話し、解散となりました。
参加者からは「スタッフによるカラス2種の鳴き声のまねが上手だった。」「セグロセキレイなどの小鳥たちがかわいかった。」「これがメジロの声ですね!覚えておきます。」などの声が寄せられ楽しい一時を過ごしました。解散後には、図書館内の鳥の本がある場所を、講師が希望者に案内していました。
次回の野鳥観察は秋頃の開催を予定しています。
図書館には流山で見られる野鳥を紹介した図書、鳥の図鑑や野鳥に関する本など、野鳥観察の参考となる資料が所蔵されています。気になっている身近なあの鳥。ぜひ図書館で調べてみましょう。
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