ぐるっと流山 姉妹都市能登町の「能登のアマメハギ」 世界無形文化遺産登録記念展示


ページ番号1021411  更新日 平成31年4月11日


[画像]写真:アマメハギの来訪。泣き顔になる子も(47.4KB)

 令和元年9月1日(日曜日)まで、博物館で「世界無形文化遺産登録記念展示「能登のアマメハギ」」を開催しています。
 平成30年11月29日、流山市の姉妹都市である石川県能登町の「能登のアマメハギ」を含む10件の「来訪神」行事がユネスコ無形文化遺産に登録されました。登録を記念して開催するこの展示は、能登町教育委員会の協力を得て実現したものです。

[画像]写真:アマメガミの装いの子どもたち(42.5KB)

 いろり端に長時間いるとできる火だこのことを「アマメ」と言い、怠け者の証しともされています。そのアマメ、すなわち怠け癖を「剥ぎ取る」行事が「アマメハギ」です。
 能登町では毎年、節分の夜に、地区の小中学生が鬼に扮(ふん)し、春の農作業を前にいろりにあたっている怠け癖のついた農民を戒めるため家々を回ります。またそれを見聞きした幼い子どもたちにも、怠けたり悪いことをしたりしないように気づかせることができる行事です。
 仮面・仮装をした者が正月など年の節目となる日に家々を訪れ、怠け者を戒めたり、人々に幸や福をもたらしたりする行事は「来訪神」と呼んでいます。アマメハギも来訪神のひとつです。

[画像]写真:鬼の面やわらで作られているみのなどを展示(43.7KB)

 展示会場では、鬼の面やわらで作られているみのなどの衣装のほか、アマメをはぎ取る「ベンボチャ」と呼ばれる木製の出刃包丁や、回った家々でもらう菓子などを入れる桶「サイケ」などを展示しています。面や衣装をつけることで、恐ろしいアマメハギになる、能登の子ども達の様子を思い浮かべてください。
 展示は9月1日(日曜日)まで、9時30分〜17時にご覧になれます。なお、休館日は月曜日(4月29日・5月6日・7月15日・8月12日は開館)、5月7日(火曜日)・5月31日(金曜日)・7月16日(火曜日)・8月13日(火曜日)です。お問い合わせは博物館(電話04-7159-3434)まで。


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