ページ番号1020957 更新日 平成31年3月4日
平成31年2月21日(木曜日)、森の図書館で今年度3回目となる「初心者のための野鳥観察」が開催されました。森の図書館周辺は、東深井地区公園(古墳公園)や利根運河など、木々に囲まれた自然豊かな場所です。初心者向けに行なわれたこの日のイベントは、野鳥観察を通じて、流山の自然を身近に感じてもらうために企画されました。解説は、「日本野鳥の会」や「ふじしろ野鳥と楽しむ会」に所属している森の図書館の司書が行います。リピーターの方や、日頃から図書館周辺を散策している地元の方、最近野鳥に興味を持ち始めたという方など、18人の方が参加しました。
[画像]写真:野鳥観察の様子(53.1KB) 事前に用意された図書館オリジナルの手作り図鑑には、森の図書館周辺で見られる野鳥46種類を掲載。見つけた鳥の写真にチェックを入れて確認することができます。
図書館を出発し、古墳公園の木々の中を歩くと高い鳴き声。冬に山から下りてくるヤマガラの姿がありました。ヒヨドリも鳴きながら飛び回っていました。また、特徴のある「ギー」という鳴き声。小さなキツツキの仲間、コゲラが木の幹を垂直に上っていきました。観察は、目だけでなく耳も使います。
利根運河には、昨年いたカモの仲間などが見られなかったものの、アオサギが一羽、じっとしていたので、野鳥観察用の望遠鏡を使ってじっくり観察できました。図書館に帰る途中でも、電線にヒヨドリがとまっていたので、こちらも望遠鏡で観察しました。
図書館に戻ると、参加者全員で観察した鳥を確認し合う「鳥合わせ」が行なわれます。この日確認できた野鳥17種類を一つ一つ確認しました。参加者の方々は講師に、庭に来た猛禽類の写真を見せたり、次の開催日をたずねるなど、野鳥観察に魅了された様子でした。
図書館には、鳥の図鑑や野鳥観察に関する本、利根運河周辺の野鳥が紹介されている本など、野鳥観察の参考となる資料が所蔵されています。流山市内を散策した際、もし気になった鳥がいたら、観察して調べてみるのも面白いかもしれません。森の図書館の野鳥観察会は、来年度も3回開催する予定です。
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