ページ番号1020598 更新日 平成31年1月25日
平成31年1月16日(水曜日)、森の図書館で「体験で学ぶ読み聞かせ講座〜コツがわかると子どもや孫に読んでみたくなる!〜」が開催されました。図書館利用者の中には、子どもへの読み聞かせのため絵本や紙芝居を探しに来る方、読み聞かせに興味がある方などが多くいます。森の図書館では児童読書推進活動の一環として、各家庭や学校など集団への読み聞かせを行っている方や、今後行う予定の方に向けた読み聞かせ講座を年に一度開催しています。この日は、これから読み聞かせを始める方など8人が参加しました。
[画像]写真:菊池さんがおすすめの本を紹介(32.2KB) 講師は、ボランティア団体「おはなしのつばさ」の菊地芙美子さんです。「おはなしのつばさ」は鎌ケ谷市を拠点に、図書館や小学校などで子どもたちへ素語りや絵本の読み聞かせなどの活動をされています。平成19年4月にこども読書活動優良実践団体として、文部科学大臣賞を受賞しました。
講座では、菊地さんのおすすめ絵本を森の図書館の蔵書で用意し、それらの本の内容や歴史などについて丁寧に紹介していただきました。またわらべうたも2つ教えていただき、皆で歌って、和やかな雰囲気となりました。
菊地さんからは、子どもと絵本をむすぶ読み聞かせに対する心温まる話を聞くことができました。「人の生の声で包んであげましょう。「愛しているよ」のメッセージです。愛される喜び、安心感は子どものエネルギーになります」と菊地さんは話します。
[画像]写真:講座の様子(28.7KB) また、「絵本の読み聞かせは、楽しむものであり教えるものではありません」と菊地さんから話があり、本の持ち方やページのめくり方、姿勢など基本的なことから教わった後、実践も行われました。
これから小学校で読み聞かせをするという女性は、方言で書かれた絵本を読み上げました。読み聞かせは初めてという女性は丁寧に読まれていたのが印象的でした。
講座が終わると、菊地さんとスタッフ、市内の小学校で素語りをされている方々に質問をする参加者もいて、皆さん満足のいく講座となったようです。参加者からは「これからの読み聞かせに大変参考になりました」などの感想が聞かれました。
森の図書館では、子どもへの読み聞かせにおすすめの本をリストアップし、年齢や学年ごとに一覧表を配布しています。読み聞かせに関する相談も受け付けていますので、お気軽にカウンターへお声掛けください。
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