ページ番号1020059 更新日 平成30年11月19日
平成30年11月14日(水曜日)、文化会館で年末恒例となった「そば打ち教室 旬のそばを味わおう!」が開催され、延べ25人の方がそば打ち体験をしました。そばの旬は11月から12月といわれています。この時期に自分でそばを打ち、そのそばを味わうことによって素材を味わい、日々の食や健康について改めて考えてみようと企画されたものです。
[画像]写真:そば打ちに挑戦(41.5KB)今回のそば打ち指導者は、趣味が高じて仕事にしてしまったという、無名庵店主・上原富夫さん。粉と水の割合やこね方、延ばす、切る、茹でる、食べるまでの工程を丁寧に実演してくれました。参加者は、生地の固さなどを触って確認した後、早速実践です。水を量り、ボールに入れたそば粉に回し入れ、箸でかき回しながら混ぜることから始めました。
[画像]写真:そば打ちに挑戦する参加者たち(38.7KB)手で団子状になるまで混ぜこねていきます。この段階でも水の量によってはちょっとやわらかくなったり、逆に硬くなったりするたびに、上原さんが調整してまわりました。次に生地を薄く延ばしていきます。できるだけ真四角に延ばそうと皆さんは四苦八苦です。何とか生地をまとめ、今度は「駒板」を使い、そば専用の大きな包丁で細く切っていきました。真剣な表情で切っている方や「太くてうどんみたいだ」と笑いながら切る参加者もいました。
[画像]写真:試食する参加者たち(35.8KB)切り終えた方から順番にゆでて試食タイムです。「大きな鍋で一人分を茹でるんですよ。家でも決してたくさん入れ過ぎないように」と上原さんの注意がありました。「茹で上がったそばにわさびをつけて、つゆにはちょっとつけて食べるという食べ方が美味しいそばの食べ方です」と、上原さんは食べ方のこだわりも話していました。「そばの道具はどこで手に入れられるのか」など家でも打ってみたいという参加者からの質問も出て、試食し終えた参加者は一様に満足した表情でした。上原さんは「そば打ちは回数を重ねることで上手くなります。何回も打ってみてください」と参加者にエールを送っていました。
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