ページ番号1019491 更新日 平成30年10月19日
平成30年9月29日(土曜日)まで、森の図書館のギャラリー展示ケースで「流山本町界隈の行灯」展が開催されています。切り絵でできた行灯は、普段は流山本町に設置してありますが、今回は特別に、切り絵行灯4基と切り絵行灯のデザインの一部が森の図書館へ展示されました。展示や運搬にご協力いただいたのは、流山本町活性化協議会の長谷部年春さん・飯田信義さん・小坂義弘さんです。
[画像]写真:切り絵行灯の展示(30.3KB) 飯田さんと長谷部さんは、生まれも育ちも流山本町の幼馴染です。二人は流山本町の活性化に役立てたいと、平成24年から切り絵行灯作りを始めました。切り絵を担当するのは飯田さん。独学で切り絵を習得し、平成27年には森の図書館で切り絵講座を行いました。また、手先が器用で日曜大工が得意な長谷部さんは行灯本体を担当しています。
行灯の正面には店名や昔の屋号などと一緒に、依頼主の思いを伝えるデザインの原画をはめ込み、両側には流山市の花「つつじ」と、船が浮かぶ「江戸川の風景」の切り絵で統一することを決めているといいます。
展示してある切り絵行灯のうち1基は、正面に「浅間神社隣 元餅屋分家 飯田」の文字が見られます。これは飯田さんの自宅のもので、隣にある浅間神社のみこしの切り絵が装飾の細部まで丁寧に再現されています。
切り絵行灯の原画は、商工会議所と商売繁盛の宝船、浅間神社とみこしなど7点が展示されています。来場した方は「切り絵行灯は思っていたより大きく、切り絵の細かい部分まで繊細に表現されていて見ごたえがあります。本町に行ってぜひ並んでいる様子を見てみたいです」と感想を聞かせてくれました。
森の図書館での展示は9時〜17時に開催しています。詳細は、森の図書館(電話04-7152-3200)まで。今後の切り絵行灯の関連イベントは、9月24日(振替休日)、17時〜21時に流山小学校で「手づくり行灯と観月の会」が行われます。詳細は、長谷部さん(電話090-4379-8618)にお問い合わせください。また、10月20日(土曜日)、16時〜20時に流鉄流山駅周辺で40基以上の切り絵行灯と200基の竹行灯がライトアップされる予定の「第3回白みりんと切り絵行灯の夕べ」が開催されます。詳細は、市役所流山本町・利根運河ツーリズム推進課(電話04-7168-1047)まで。
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