ページ番号1019349 更新日 平成30年9月5日
平成30年8月26日(日曜日)、長崎小学校で市総合防災訓練が行われました。マグニチュード7クラスの流山市直下の地震により火災の発生や建物の崩壊などの被害を想定した訓練に、関係機関や地域の皆さん約1,416人が訓練に参加しました。
開会式では、井崎市長から今回の防災訓練の概要説明があり、また、来賓の齋藤健農林水産大臣から「災害をわがこととして考え、訓練成果を活かせるように真剣に取り組んでください」と挨拶がありました。
開会式終了後、9時45分に市内全域に防災行政無線から緊急地震速報の訓練放送が流れ、市民の皆さんがその場で身を守る行動をとる「シェイクアウト訓練」が行われました。参加者の皆さんは、放送が流れると手で頭を抱え、背中を丸めて安全行動をとっていました。
[画像]写真:おんぶで安全な場所まで避難(70.7KB)続いて、倒壊家屋から安全な場所へ避難するための自力避難訓練。車いすの方々の避難や、負傷した方などをリヤカー・おんぶによって地域の皆さんが力を合わせて避難を体験しました。
[画像]写真:救護所開設訓練の様子(74.7KB) 体育館では、災害救護対策本部が中心となって、救護所開設訓練が行われました。床に赤、黄、緑、黒のシートが敷かれ、救急用品が運び込まれます。そして、医師の方々が重症度合いによって治療や搬送の順番を決めるトリアージが行われ、異なる色のシートに案内されます。
今回、負傷者役で参加した八木中学校1年生の須藤修史さんは「担架で運ばれる体験は初めてで、持ち上げられたときに両側がグッと締まって安定しました。搬送された後、救護活動の迅速な対応に驚きました。災害が起こり自分が万一怪我をしてしまった時に、どのように救護されるのかを体験することができてとても良かったです」と感想を話してくれました。
一方、グラウンドでは倒壊家屋の捜索、瓦礫の除去、負傷者の救出を行う捜索・救出訓練が行われました。参加した八木中学校1年生の平野哉太さん・徳田翼斗さんは「訓練ではスムーズに瓦礫の除去ができました。実際に災害が起きたら、もっと足場が悪かったり、生死に関わる要救助者がいる中で自分の身を守りながら行動することは、とても難しいことだと思います。でも、訓練を通してみんなで声を掛け合い協力することで、迅速かつ安全に行動できると実感できました」と感想を話してくれました。
[画像]写真:倒壊家屋を捜索する救助犬(67.5KB)また、倒壊家屋に取り残された方を見つける災害救助犬の活躍もありました。瓦礫の隙間に顔を寄せ、人の気配を感じるとりりしい声で鳴いて知らせます。陸上自衛隊の方がチェーンソーを使って人が通れる隙間を作り、無事救助が行われました。
[画像]写真:放水の様子(72.1KB)最後に、建物から火災が発生した際の消火・救助訓練が行われました。はしごで4階に駆けつけた消防隊員が負傷者を発見すると、地上と結ばれたロープを伝わせゆっくりと降ろしていきます。また建物屋上の負傷者ははしご車により救助。そして、迅速に救急処置を施しながら救急搬送。最後は消防車からの放水を実演。青空に向けられたホースから勢いよく噴き上がる放水に、参加者からは歓声と拍手が沸き起こりました。
[画像]写真:にぎわう展示ブース(70.8KB) また、展示コーナーではアルファ米の炊き出しや起震車での地震体験、AED体験などさまざまなブースでにぎわっていました。
全訓練の終了後、井崎市長から訓練の講評があり、併せて安心メールへの登録や市の給水バッグの活用などについて参加者の皆さんへ呼びかけました。
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