ページ番号1019251 更新日 平成30年8月21日
平成30年8月11日(祝日)、文化会館で、切り絵作家の飯田信義さんを講師に招き、「切り絵でミニ行灯作り」を開催しました。募集人数を超える応募があり、当日は22組44人の親子が参加しました。公民館では、夏休み中の親子を対象に夏休み工作チャレンジ教室を開催しており、今回はその第二弾となります。
[画像]作業する参加者の写真(90.4KB)飯田さんは、これまでに多くの切り絵作品を生み出しています。特に、飯田さんのご近所にお住まいの長谷部さんとともに手作りの切り絵行灯を作り、江戸川沿いの流山本町地域の観光の振興と活性化に尽力されています。この日は、流山本町地域にある浅間神社のお祭りの様子を描いた切り絵をお持ちくださいました。飯田さんは切り絵を通じて流山市の魅力を世界に発信しようと活動しており、この作品も大使館などへの寄贈を考えているそうです。
[画像]説明する飯田さんの写真(65.3KB) 始めに、牛乳パックで行灯の骨組み部分を作りました。和紙を貼り合わせた牛乳パックを組み立て、マスキングテープで飾り付けをすると牛乳パックが行灯の形に変身しました。
切り絵を始める前に、講師からデザインナイフを使う際の注意点、カットの際のポイントについて説明がありました。安全に作業するために、ナイフを動かす先に指を置かないこと、ナイフを使わない時はキャップを付けることなど、参加した親子は真剣に説明を聞いていました。
次に、参加者に絵を貼りつけたラシャ紙を配布しました。下絵は講師の飯田さんが描いたもので、切り絵にした際に線がひとつながりになるように工夫されています。セミや風鈴、金魚などの下絵の中から、好きな絵を選んで親子で切り絵を作成しました。
切り絵は、下絵自体を回転させて上から下に切るのが基本です。細かな部分から切り取っていき、大きな部分を最後に完成させます。子どもたちは初めて使うデザインナイフにてこずっていたようでしたが、飯田さんから切るコツを教わって切り絵を仕上げていきました。
できあがった行灯と切り絵を持って別室に移動した子どもたちは、スプレーのりで切り絵を行灯の和紙部分に貼り付けました。行灯の中にローソクをかたどったLEDランプを入れると出来上がりです。完成した行灯を持って記念撮影をしました。部屋の電気を消すと、行灯の明かりで切り絵が浮かび上がり、参加者から感嘆の声が上がりました。親子で夏休みの思い出を作ることができたようでした。
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