ページ番号1019059 更新日 平成30年7月25日
平成30年7月12日(木曜日)、文化会館で平成30年度流山市青少年主張大会が開催され、市内の中学・高校生13人が出場しました。
この大会は、成長期にある青少年が日常生活の中で日頃考えていることや心の思い、感銘を受けた経験などを自分自身の言葉で発表し、同世代など多くの方に現代の青少年への理解や関心を深めてもらおうというものです。昭和60年からはじまり、今年で34回目を迎える大変歴史のある大会です。
悩みや不安に寄り添い理解してくれた家族の存在、多様性を受け入れ互いに尊重し合う大切さ、先生方の指導・地域の方々との交流が夢や成長を与えてくれた経験、過疎化や貧困などの社会の問題を体感し、声をあげることで日本の現況を変えていきたいという思いなど、いずれの主張も物事を真剣に見つめ、前向きな意欲に溢れたものでした。
[画像]宮田審査委員長のお話の写真(74.2KB) 始まる前こそ緊張した面持ちだった発表者の皆さんでしたが、いざ壇上に上がると、客席に集まった発表者の方のクラスメートや担任の先生、校長先生、PTAの方、保護者、市議会議員、流山市生涯学習審議委員、流山市青少年育成会議の方、そして一般の方など約400人の観客を前に、練習してきた成果を十分に発揮し、熱意ある発表をしてくれました。発表が終わるごとに、会場中から惜しみない拍手が送られました。
9人の審査員によって、論旨や発表態度などの観点で評価が行われましたが、その点数は拮抗し、審査委員会においてさらに審議が重ねられました。厳正なる審査の結果、常盤松中学校3年の木方唯花さんが最優秀賞に選ばれ、東深井中学校3年・杉江優之介さん、流山北高等学校2年・宇佐見綾音さんが優秀賞を受賞しました。
最優秀賞の木方さんの発表は、アメリカでのホームステイの体験を語った「言葉の壁を乗り越えて」です。滞在中、日本とアメリカの文化・価値観の違いやその素晴らしさを肌で感じるとともに、言葉が上手く通じないことに悩みながらもコミュニケーションを取るために努力したことは、大きな達成感と勇気を得たこと、自らの学校生活や来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの意識を変える貴重な体験となったことを語りました。
最後に宮田審査委員長から、「さまざまな人や社会の関わりの中で、自分を見つめ直したり周囲の人に感謝したりしながら、思ったこと・感じたことを率直に語ってくれていたのが、とても新鮮に感じられ胸が熱くなりました」との感想が述べられ、最後に会場の生徒に「未来は全てあなたたちの手の中にあります。そのすばらしい未来に向かって、さらに羽ばたいていってください」との言葉が送られました。
最優秀賞に輝いた木方さんは、9月22日(土曜日)に千葉県教育会館で開催される「わたしの思い〜中学生の主張〜千葉県大会」に市代表として出場します。
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