ページ番号1018904 更新日 平成30年7月5日
平成30年7月4日(水曜日)、市長室で紺綬褒章の伝達式が行われました。紺綬褒章は、国の栄典制度で、公益のため私財を寄付された方に褒章が授与されます。先に閣議決定され、市長から褒章を伝達しました。
今回の紺綬褒章は、平成29年2月に市内在住の後藤恂子さんから流山市へ、夫で日本画家(故)後藤純男氏の日本画「雪後大和」を寄贈されたことによるものです。
(故)後藤純男氏は、昭和27年に日本美術院展覧会(院展)に初入選の後、「吉野山」や「十勝岳連峰」、「桂林山水朝陽」など多くの作品を世に送り出し、活躍著しい世界屈指の日本画家です。その画風は国内に留まらずフランス パリ・エトワール展の開催をはじめ、中国西安美術学院「後藤純男日本画教室」の開校など、国際的にも高い評価を得ています。また、御自身の創作活動のみならず、東京藝術大学教授として後進の育成に努めたほか、日本美術院理事などを歴任し、日本美術界の発展に尽力されました。
[画像]写真:紺綬褒章とともに記念撮影(60.6KB) 平成18年春には旭日小綬章を受章、平成28年には大作「大和の雪」で第72回日本芸術院賞、恩賜賞を受賞され、本市では平成28年に本市第一号の流山市名誉市民の称号を贈らせていただきました。
なお、本市へ寄贈いただきました(故)後藤純男氏による日本画「雪後大和」は現在、博物館で展示しています。
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