ページ番号1017397 更新日 平成30年2月6日
平成30年1月20日(土曜日)〜21日(日曜日)に、おおたかの森センター主催の「家族の絆・防災」が開催されました。今回が初めてとなるこの企画には、4家族12人が参加し、上下水道局と東消防署、県立手賀の丘少年自然の家の3施設で防災体験を行いました。
初日は上下水道局での体験です。流山市独自の6リットル水リュック給水体験を行いました。満タンにするとおよそ6キロの重さになる、災害時には手で抱えるよりも安全で非常に便利な水リュックに、参加者からも「これは便利だね!」との声。子どもたちも得意げに背負っていました。
続いて東消防署では、起震車体験を行いました。徐々に大きくなる揺れにも動じることなく子どもたちははしゃいでいましたが、「震度7では何もできない」ということを全員が体験できたようです。また、物が落ちたりするのでストッパーなどの必要性を実感することができました。
[画像]レトルト食品の調理の写真(76.3KB)宿泊先の県立手賀の丘少年自然の家に移動し、AED体験、胸骨圧迫などの心肺蘇生法と、非常食の試食を行いました。心肺蘇生法では細かな質問に対する返答がわかりやすく「今までで一番ためになった!」との声があり、知識を深めることができたようです。また、ビニール袋を使用して、米や焼きそば、ミネストローネを湯煎して調理した非常食も好評で、水を入れすぎたご飯も鍋からあげて置いておくことで、おいしいおかゆができていました。
[画像]救命講習の写真(77.9KB)2日目は、震災の時何が起きるか、何が必要か、何を準備する必要があるか、などの疑問をまとめ、地震直後の行動に関するチャート作りを行いました。家族や友達と意見を出し合い、発表をすることで、万一の時に備える準備になったのではないでしょうか。帰宅後にチャートを見ながら話し合って、マップの確認や、非常食の在庫をチェックしたご家族からは「本当に勉強になり、子どもたちにも良い経験をさせられてありがたい」との感想がありました。
[画像]話し合いの様子の写真(72.0KB)あっという間の2日間でしたが、子どもたちにとってはみんなでお風呂に入ったり、部屋の人と遊んだりと、初対面の家族同士での宿泊も貴重な体験になったようです。また、帰り際には保護者同士が連絡先を交換されて、今後も繋がりを持つことのできるツアー体験になったようでした。
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