ページ番号1017050 更新日 平成29年12月12日
平成29年12月3日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で、男女共同参画講演会「笑って考えるワーク・ライフ・バランス〜家事・育児・介護は誰が?〜」が開催されました。東京大学大学院総合文化研究科教授の瀬地山角さんを講師に迎えて行われた今回の講演会。「今こそみんなで少子高齢化社会を乗りきる時代、男性の家事・育児時間が少ないことを社会的に問題にするべきである」という瀬地山さんの落語のような語り口に、参加者からは大きな笑い声があがりました。
[画像]写真:会場に集まる参加者(38.5KB)「植林をしない業者と植林をする業者」をテーマにしたお話では、植林を「子育て」に置き換え、男性が子育てをしないと労働力のリサイクルができず、女性にだけ負担がかかり少子化へ繋がるという説明がありました。また、「馬車は2頭立てで」では、「高度成長期の時代とは違い、今は男性の働き方を変えないと男性に負担がかかり、自殺が増えてしまう。これからは女性の就労を支えて馬車は2頭立てで行かないといけない。だからこそ男性のワーク・ライフ・バランスが必要です」と話しがありました。
[画像]写真:質問する参加者の方(29.9KB)最後に、「男女共同参画とは、性別に関わりなくその個性を発揮できる社会である。女性と男性で新しい社会をつくりましょう」と瀬地山さんからエールが送られました。参加者からは「ためになるお話を笑いながら楽しめました」、「女性と男性が垣根なく、自分らしく生きるためのヒントを得ることができました」などの声が聞かれました。
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