ぐるっと流山 流山市動物愛護セミナー2017


ページ番号1016967  更新日 平成29年11月30日


[画像]写真:講演に集まる参加者の皆さん(44.9KB)

平成29年11月23日(祝日)、生涯学習センターで「動物愛護セミナー2017」が開催され、ペットの飼い主さんやペットに関心のある方約40人が参加されました。このセミナーは、動物愛護について学び、考える機会を提供しようと開催したものです。今年は、ペットとの楽しい生活や地域社会とのあり方、しつけ方や災害からペットを守るためのセミナーと展示を行いました。

[画像]写真:講演する中島さん(38.4KB)

 講演は、千葉県獣医師会会員で獣医師の八柱動物病院長中島昭満さんから始まり、「災害時に猫はびっくりして隠れることが多く、探すことが難しい。普段おとなしい性格でもパニックになってつかまえられなくなるので、動物の性格を知っておくべき。災害に備えて日頃からペットの備えや練習をしておきましょう」と話しがありました。

[画像]写真:講演する平井さん(30.1KB)

 次に、特定非営利活動法人アナイス代表の平井潤子さんから、「災害の状況によっては避難所に同行できない場合もあるので、ほかの選択肢を用意しておくと慌てずに対応できる。いつもうんちがある、おしっこがあるなどトラブルがある地域はいざとなったら助け合いができないので、日常の飼育からまわりへの配慮が必要です。動物が好きで近づいてくる人は、飼い主が見ていないところでご飯をあげるので、さわらないでなど注意書きをすることが事故を防ぎます。ペットが迷子になった時のために、迷子ポスター作りを年1回家族で行い、わが家オリジナルのマニュアルを作ることもお勧めします」など過去の災害時に現地で起こったことや注意点について話しがありました。

[画像]写真:展示されたパネル(47.2KB)

 講演後の個別相談では、(公社)日本愛玩動物協会千葉県支所長の駒田房江さんをはじめ、同協会の専門指導員が相談者の状況を聞き、親身に答えていました。また、同協会が東日本大震災などの被災地で撮影した動物救護所などのパネル展示を行い、災害時の同行避難の実態を紹介しました。参加者からは、「災害が起きた時にどのように行動すべきか、日頃から備えが大切と感じた」、「初めて動物愛護セミナーに参加した。今後も開いて欲しい」など多くの感想をいただきました。


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