ページ番号1016850 更新日 平成29年11月20日
平成29年11月26日(日曜日)まで、森の図書館のギャラリーガラス展示ケースでは、市内在住の書道家、大塚秀芳さんによる「墨彩画展」を開催しています。日本書鏡院の仮名部師範である大塚さんは、毎日書道展へ十回の入選経験があり、作品は新国立美術館に展示されたことも。また、自身の作品を世に出すだけでなく、近隣の子ども達へ書道の教室も開催しています。
[画像]写真:展示作品2(51.2KB)墨彩画を始めたのはおよそ12年前のこと。それまでの書の世界だけでなく、「書と絵のコラボレーションをやってみよう」と思い立ち、日本橋の岡田潤さんに師事されました。大塚さんが描かれる墨彩画は、墨だけを使って描く水墨画とは異なり、墨に併せて色彩豊かな顔彩を使用しています。今回ギャラリーでは、墨彩画と共に、大塚さんが思いついた言葉を書でつづった作品が41点展示されています。
[画像]写真:展示作品3(45.9KB)NHKの大河ドラマや、朝の連続テレビ小説が大好きだという大塚さん。掛け軸の作品の数点は、ドラマ内で印象に残ったワンシーンを描いたのだそうです。そのほかにも、旅行で訪れた熊の古道や、鹿島神宮の大祭の様子を描いた作品が並びます。布に描いた泉鏡花の「婦系図(おんなけいず)」は、芝居を観に行かれて感動されたとのこと。掛け軸の下には、百人一首を描いた扇子が27点展示されています。「華やかになると思い、たくさんの作品を飾りました。今話題のパンダの額絵もぜひ見てほしいです」と大塚さんは話してくださいました。
[画像]写真:作品を眺める来館者(47.7KB)展示は、11月26日(日曜日)までの間、9時30分から17時まで開催しています(月曜休館、26日は13時まで)。詳細は森の図書館(電話04-7152-3200)へお問い合わせください。
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