ぐるっと流山 夏休み子どもの居場所づくり


ページ番号1016117  更新日 平成29年9月12日


[画像]リーダーゲームで動きを合わせます(39.0KB)

 平成29年7月21日(金曜日)からおおたかの森小学校、小山小学校、南流山中学校を会場として開催された、夏休みの学校開放による「子どもの居場所づくり」試行事業が8月31日(木曜日)をもって終了しました。この事業は公民館の事業として夏休み期間中、保護者が仕事などにより日中不在となる小学校1年生から4年生に対して、学校施設の一部を使用して「居場所」の提供を行ったものです。

[画像]ゲームを楽しむ子どもたち(38.7KB)

 小山小学校では、子どもたちが自ら企画して「夏祭り」を実施しました。焼きそば、アイス、ボウリング、魚釣りなどの屋台を役割分担して準備を進めました。折り紙や新聞紙を利用して焼きそばやアイスなどの食べ物を作り、スライムやコマなどの景品も作成しました。当日は、店番とお客さん役に分かれ、店番は、お客さんの呼び込みや、ゲームのルール説明、商品の紹介などをしていました。お客さん役は、手作りのお金を1人10枚持って自由に屋台を回り、ゲームなどを楽しみました。子どもたちからは「やりたいと思っていた夏祭りができて嬉しい」、「自分が作った景品を喜んでもらえてよかった」などの声がありました。

[画像]学校敷地の清掃に励む生徒たち(66.0KB)

 おおたかの森小学校では、子どもたちからやりたいことを募集して「お楽しみ会」を実施しました。「みんながリーダー」では、グループごとのリーダーの動きに合わせてダンスし、動きがそろっているか、笑顔で踊れているかなどを競いました。リレーや鬼ごっこなど外で遊ぶ時間もあり、子どもたちは元気いっぱいに活動していました。
 南流山中学校では、お世話になった学校に恩返しをしようと、子どもたちが自発的に校庭の草取りを行いました。夏休み期間中に学校をきれいにするため、皆さん一生懸命に作業をしていました。また、学校近隣の散策にも出かけ、セミの抜け殻を探したり、虫取りをしたりと身近な自然と触れ合っていました。

[画像]大学生と一緒に夏休みを満喫(53.2KB)

 また、この事業には、江戸川大学や東洋学園大学の学生たちにもボランティアとして参加していただきました。初めは子どもとの接し方に慣れない様子でしたが、しばらくすると子どもたちと積極的に関わっていました。子どもたちもお兄さん、お姉さんと接するのが楽しかったようで、さまざまな話をしたり一緒に遊んだりして過ごしていました。

[画像]大学生と一緒に理科の実験(36.5KB)

 今回の事業を終えて、保護者の方から「子どもが毎日楽しく参加していました」、「親だけでは体験させられない多くのことを学べたようです」等の声が寄せられました。子どもたちからも、「いろいろなイベントがあって楽しかった」、「学年の違う子とも友だちになれた」という感想が多くありました。


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