ページ番号1016011 更新日 平成29年8月25日
平成29年8月5日(土曜日)・6日(日曜日)、市内の小学5年生・6年生20人を流山の平和大使として広島へ派遣しました。
平和大使は、被ばく者による講話の聴講や千羽鶴の献納、平和記念資料館の見学、平和記念式典への参列など、広島での体験を通じて、平和について学び、広めること目的としています。
被ばく者による講話で72年前に広島で被ばくした佐渡郁子(さどいくこ)さんからお話を聞きました。
佐渡さんの「原爆によって亡くなった家族を見ても、涙さえ出なかった」という言葉は、平和大使の心に強い衝撃を与えました。
広島平和記念公園では、「原爆の子の像」に、市民の皆さまの平和への想いが込められた千羽鶴を献納しました。
今年は、平和祈念の折り鶴を市内15カ所で募集した結果、24万5千羽が集まりました。この千羽鶴は、7月3日から27日まで、延べ335人のボランティアの手によって、一羽一羽糸が通され、千羽鶴に束ねられましたものです。
献納後に見学した平和記念資料館では、着物が皮膚に焼きついた写真や、黒焦げになった三輪車の写真などを見て、原爆被害の悲惨さを学びました。資料館には、昨年5月にアメリカの現職大統領として初めて広島を訪問したオバマ大統領の折り鶴の展示もあり、平和大使たちは、その核兵器廃絶へ向けたメッセージに見入っていました。
6日には、平和記念式典へ参列し、恒久平和の実現について安倍首相はじめ多くの国々の代表者の言葉を直接耳にし、平和の大切さを心に深く刻んだことでしょう。
8月18日(金曜日)に開かれた報告会では、平和大使を代表し、二ノ宮菜結さん(小山小学校6年生)と、牛木俐玖さん(おおたかの森小学校6年生)が、「平和が長くつづくよう、広島での体験をしっかりと伝えていきたい」と、平和大使20人が広島派遣を通じ体験し、学び、考えたことをまとめた作文集を井崎市長と後田教育長へ手渡しました。
平和大使がまとめた作文集は、市内の全小・中学校に配布するほか、公民館や図書館、市役所情報公開コーナーなどでもご覧いただけるほか、市のホームページからダウンロードすることもできます。ぜひ、平和大使たちの、平和への想いの詰った作文集をお読みください。
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