ページ番号1041956 更新日 令和5年5月2日
流山5丁目506地先の三ツ辻(T字路)にある祠には「青面金剛立像」を浮き彫りにした庚申塔が祀られています。
庚申信仰は「庚申日の夜、三尸の虫が睡眠中に体内から出て、天帝に罪過を告げると寿命が縮まる」という中国・道教の教えに基づくもので、人々はこれを防ぐため「庚申講」を結び、庚申日(庚申待)の夜は青面金剛像や猿田彦神に長寿を祈り、朝まで眠らずに過ごしました。
江戸時代の庚申信仰により建立されたこの塔は、塔上部が前傾した「板状駒型」という特徴から、18世紀前半の造立と考えられます。
流山5丁目周辺では昭和50年代まで庚申講が行われていました。また、大正15年に御手洗石を、昭和35年には祠を建立するなど、地域の人々は庚申塔を大切に守り続けています。
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