ページ番号1013095 更新日 平成29年9月15日
板碑(板石塔婆)は、鎌倉時代から戦国時代にかけて全国各地で造られた中世の供養塔です。
安蒜家の板碑は武蔵型板碑(埼玉県秩父各地で産出される緑泥片岩で造られた板碑)と呼ばれ、鎌倉時代末期に建てられました。高さは124センチメートル、幅は31センチメートルあり、碑面には阿弥陀三尊を表した梵字や碑を建てた日付が刻まれています。2基の板碑はこの地域で最も均整のとれた形をしており、昭和55年(西暦1980年)に千葉県指定有形文化財に指定されました。
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