市民活動団体公益事業補助金中間報告会


ページ番号1003401  更新日 平成29年10月3日


「平成26年度市民活動団体公益事業補助金」認定8事業の中間報告会(協働まちづくり提案調整会議)を行いました。

9月27日(土曜日)、流山市民活動団体公益事業補助金」の交付を受けた事業(団体)の中間報告会(協働まちづくり提案調整会議)を中央公民館で行いました。

「流山市民活動団体公益事業補助金」は、地域で抱える社会的課題の解決に向けて、NPOなどの市民活動団体が自発的に、自立していくことを前提に行う公益的な事業(市民公益事業)を対象に交付する補助金で、平成26年度は8団体が補助金の交付を受けました。

中間報告会は、事業の進捗状況や課題について協働まちづくり提案調整会議委員や市民等に報告し、補助金の運用についての助言等を受け、今後の事業の参考にする場です。

中間報告会の様子

[画像]写真(76.2KB)
[画像]写真(83.3KB)
[画像]写真(72.2KB)
[画像]写真(70.6KB)
[画像]写真(72.5KB)
[画像]写真(77.4KB)

協働まちづくり提案調整会議委員から認定事業(8事業)に対する助言など

  事業名 良い点 今後に期待する点
1 親子のための災害対策事業
(NPOパートナーシップながれやま)
  • 流山市の活動に留まらず、他市からの講演依頼にも積極的に応じている点も、今後の活動の広がりを予感させて頼もしい限りである。
  • 自治会への働きかけのために、弱者のための災害対策という点で共通する高齢者の災害対策まで踏み込もうとしている点も素晴らしい。
  • 活動範囲を市外にも拡大され情報交換していることは素晴らしい。また、行政と連携されていることは重要と考える。
  • 昨年度に作成した「防災減災ノート」を作って終わりではなく、その内容をターゲット層にPRし、実践に結び付けている。
  • 課題に対して、明確な方針が提示されていた。
  • 子育て世代の方々による当事者意識が高い防災情報は子育ての街・流山によくなじむと感じた。
  • 適切な問題意識に基づいた活動を行っている。
  • 対象をしっかり絞ってはいるが、高齢者等への配慮も行っている。
  • これまでの事業の進め方はたいへん合理的で、着実に成果が出ている。ぜひ長く続けられるように期待する。
  • 自治会も含めてこれまで対象とされなかった新たなコミュニティへの活動に期待する。
  • 対象を「親子」としているが、「地域防」等と連携され高齢者にも拡大されることを期待する。
  • 団体の構成員が乳幼児の子育て中であるため、オファーが土日に集中すると、子どもの一時預かりなど家族の理解が必要で苦慮しているとの事だが、平日開催に期待する。
  • 防災は市でも重要施策として取り組んでいるが、公で対応できない市民ならではの事業であるので、担う役割を再確認し広めてほしい。
  • 参加者のミスマッチ(高齢者世代が多い)は、発想の転換で親子単位から家族単位へと防災意識の広まりや共有につながると感じた。
  • 全世代に対するノウハウのある団体との連携や、親子が集まるような場所での開催など今後の方向性に期待する。
  • 自治会を対象とすれば、シニア層が中心になるのは、自明な現実。「親子」という切り口を考えるならば、災害対策という観点での活動をしている市民活動は少ないと思うため、他の市民活動団体へのアプローチは如何だろうか。
  • 各自治会等から気軽に相談されたり、依頼されたりできるルートが構築されるとなお良い。
2 流山の重点観光資源を案内する効果的「案内サイン」提案事業
(NPO流山まちなみ会)
  • 大学の環境デザイン研究室等とタイアップして観光資源の発掘への努力は認める。
  • 利根運河のサイン計画では、自然との共生が観光でも重要であるが、運河に精通した他の市民団体と連携している。
  • 型にはまった単なる行政サインではなく、目で見て楽しい使って楽しいものが多い。
  • 街の景観を損なわずになじむようなデザインを検討されている。
  • 安定的な活動を続けている。
  • 課題を確実に把握し、着実に計画を実践している。
  • 生態系を把握するために、地域の専門家を招いて、勉強会を開くなど、新たなサインづくりのために知らなければならないことを関わる方々全員で知る努力をされている。
  • 学生等、若い方々が流山を知るきっかけづくりを行っている。また、若い方々の感性や視点が、アイデアに盛り込まれることで、団体の活性化を図っている。
  • 利根運河も含めて新たな案内板の提案等市内外への効果的な情報発信システムの構築に大いに期待している。
  • 今年度は「利根運河界隈」の案内デザインとしていることから、流山市だけでは無く、他市(柏市、野田市)、国交省・江戸川河川事務所、東京理科大学などとの連携が必要と思われため、案内デザインの成果物は広くPRし活用して頂きたい。
  • 今回は利根運河のサイン計画に向けた事業であるので、利根運河サイン計画のまとめを期待する。
  • 人口が増加している流山にとって、転入者が街を知るサインとして、従来の住民が市の魅力を再発見できるサインとしての役割に期待する。
  • 現在流山市にある「案内表示」、駅前案内板等のと関連を検討をされたい。
  • 毎年、同じような報告を聞く様な気がして、新味を感じられる活動報告を聞きたい。
  • 最終的には、サインをつくるためには相当の予算が必要となる。予算を確保するには、余程魅力的なアイデア、あるいはデザインが求められる。今回もぜひ行政や市民の方々が納得するアイデア及びデザインを期待したい。
3 朗読ボランティアに興味がある方へ対する朗読(CDへの録音)の基本講習会開催
(流山朗読グループ)
  • たいへん地道な活動で長く続けていることは素晴らしい。
  • この講座により26名の受講者中14名が会員になったことは、貴団体の地道な活動が高く評価されていることと、本格的な講座を開いていることに起因していると考える。
  • 初年度の事業としては滑り出しスムーズにいっている。地味ではあるが、非常に大切な活動である。
  • 事業の公益性に賛同した応募者17人は成功と考える。
  • 全体数から言えば利用数は少ないかもしれないが、公共性の高く必要不可欠な作業である。
  • 流山市の「広報ながれやま」「社会福祉だより」の情報を視覚障害者への大切なボランティア活動で今後も期待する。
  • 参加者は、ボランティアという性質のもの、さらに、専門的な研修が必要な職種であるにも関わらず、多数の方が参加されているのは素晴らしい。
  • 公益事業として必要な事業であることが、現会員の皆様からも参加者の方に伝わるので、参加者が定着していくのではと考える。
  • 会員を増やすためには、自分たちが楽しめるような活動もとりいれたらと思う。
  • 人材育成にはまだまだPRが必要である。
  • 活動拠点(録音場所等)の制約が改善されることを期待する。
  • 音訳については、公益性に賛同した準会員も参加できる運営体制の柔軟性もあってよいと考える。
  • マッチングすれば市主催事業などの可能性もあるので、連携できるセクションとの協議も行っていくことを望む。
  • 会員以外の準会員としての賛助会員の仕組みも検討し賛助費などを模索してもよいのではないか。
  • 市内外に関わらず、関係機関に働き掛ける必要がある。
  • この申請事業の実施を通じて、参加者でなく、広く同会への支援者、理解者、賛同者を得る活動にすることが望ましい。
  • 新たに会員となられた方が一人でも多く継続していける環境の構築を期待する。
4 祭囃子や神楽等を多くの人に伝え、広めてゆく事業
(流山市おおたかの森お囃子会)
  • 伝統芸能を子どもたちに伝える、社会的に意義のある事業である。
  • 自治会と連携して多くの子どもたちを集めることができた点はたいへんよかった。
  • 西初石地区のみならず、より広く流山市内での普及活動を進めるよう努力している。
  • 指導者の方々の熱意が子どもに伝わっている様子が垣間見える。
  • 流山の祭囃子や神楽の魅力を多くの方に伝え、活動の輪が広がり、後継者が育つことを期待する。
  • 「広報ながれやま」を含むマスコミの活用は今後の活動でも有効と考える。また、他団体との連携も活動範囲を広げるのに有効かと思う。
  • 他の子ども事業で「夏休み平日」は集まりやすい実績があるため、夏休みの事業の実施を検討されたい。
  • 支出費の使途を市と調整されたい。
  • 秋まつり以降の具体的なスケジュール、課題の発見と解決への具体案を検討されたい。
  • 子どもたちの発表の場を増やされたい。
  • 来年度、よりたくさんの子どもたちが参加するような広報の工夫が求められる。
5 地域、団体、個人等で取り組む防災知識の向上及び連携事業
(地域防災危機管理を進める“地域防”)
  • 地域の弱者に的を絞った防災のための活動は、たいへん社会的に意義のある活動であると考える。
  • イベント参加、交流会・ワークショップの実施など、活発に活動を続けているのは素晴らしい。また、消防署、消防団、里山ボランティア流山などと連携を取って活動を進めている点もよい。
  • 防災情報の発信について活動は着実に進められている。
  • 行政ではなかなか出来ない地域密着型の講習会開催は評価したい。
  • ニーズに対応し短時間でも防災意識と知識を高めるという行政が担うべき事業をおこなっている。
  • 救命講習・AEDの使用方法の指導で必要性の高い事業で良い活動と思われる。
  • 着実に計画を遂行されている。
  • 今後とも、地域の団体や市民団体と連携して、防災のための活動を継続して事業を実施するを期待する。
  • 今後の活動を通じて、行政へ市民の目線での防災対策について提案されることに期待する。
  • 他団体(例えばNPOパートナーシップ流山など)や行政(例えばコミュニテー課など)と連携することで活動の範囲が広がるのではないか。また、アンケート結果は有効に活用されたい。
  • 当初の事業計画の学習会、普通救命講習会、地域防災イベントなどの実現がまだであるため、実施を期待する。
  • 各地でおこなったアンケート結果を行政側にフィードバックし、他の関連団体との連携を深め講習の範囲や回数を増やしていくことも視野にいれ活動されたい。
  • 自治会との連携をさらに深めて事業を実施されたい。
  • 対象を絞って、自治会側、団体側が依頼しやすい、わかりやすいメニューを作成されたい。
6 もっと知りたい流山 市民塾
(市民自治をすすめる会)
  • 市の財政というテーマで何度も講演会・勉強会を重ね、課題への理解を深めてきている点は素晴らしい。
  • 市の出前講座の活用も含め、活動は非常にうまく進められている。
  • 学習型の事業で参加者を集めるのは大変苦労する。3回の講座の内1回(第8回市民塾7/26)が修了したが、引続き第9回(11月)、第10回(2月)も頑張ってもらいたい。なお、20代、30代の市民も参加していることは素晴らしい。
  • 行政側が「出しているだけ」になりがちな白書を読み解く、という点がまさに行政と市民をつなぐ活動だと思う。
  • 市の問題点を取り上げている点良いと思われる。
  • 着実に計画を遂行している。
  • 行政の方との連携も工夫されている。
  • これまでの市民塾の成果を生かして、ぜひ流山市の市民自治を進めるための仕組みを考えるなど、次のステップへの挑戦を期待する。
  • 事業の概要に述べられている如く、市民・行政・大学の協働による塾の設立、市の活性化に貢献してくれると大いに期待する。
  • MBS(第8項)は、塾生を募っての事業であるが、本事業は広く市民に講座を公開し限られた財源で運営されている。MBSの塾生等にも参加を呼びかけ益々の盛会を期待したい。
  • 現在具体的に自治会等の活動は行ってなくても、いずれ地域まちづくりの担い手となる若い方の参加を期待する。
  • 参加できない市民に対する情報提供手段を検討されたい。
  • 市民が自らの自治体に対する関心を高めるための活動を期待したい。
  • 市民ニーズに見合うテーマの発掘の仕方について策を考えて検討されたい。(ニーズが、財政・議員との懇談ばかりでは無い筈)
  • さらに、流山における他の課題を取り上げ、掘り下げていただきたい。
7 超高齢社会を担う市民後見人普及事業
(認定NPO法人東葛市民後見人の会流山支部)
  • 認定NPOを取得して、寄付金や助成金を活用して活動に必要な資金を調達している点は素晴らしい。
  • この3年間で120名もの受講者を集め、着実に市民後見人候補者を輩出している点はよい。
  • 3年間を通じて、活動が大変成功している。
  • 後見人となるための特別な資格がある訳では無いにもかかわらず市民後見制度の普及事業は「市民が市民を支える」為の「人の養成」として重要あり、親族後見人の養成は需要増と考えるため、今後の活動を期待する。
  • 事業計画どおり、事業を実施し、安定的な活動を続けている点は評価に値する。
  • 広域で活動している団体の利点を活かし、経験やノウハウを流山支部に活かしている。
  • 行政や関係団体との連携も上手く行き始めている。
  • 市民後見人制度は今後ますます需要が増えてくると思われるため、今後の活動に期待する。
  • 制度の普及のためにこれからも積極的に活動を継続されることを期待する。
  • 今後も何らかの形で、流山市の市民後見人育成活動に関与していただけないか。
  • 市民後見人養成講座の修了生のフォローに期待する。
  • 実情として参加者が集まらないのは残念である。
  • 後見人普及事業以前に「認知症の理解」を主とした切り口も良いと考える。
  • 「どんなことを相談したらよいかわからない」という方々に対してフローチャートや事例を提示してみてはどうか。
  • 受講生を増やす方法を検討されたい。
  • 補助金を得られなくても継続して活動できる仕組みの構築やさらなる連携、今後の活路を見出してほしい。
8 まちづくり人養成塾・流山キャンパス(MBS)運営事業
(まちネット流山)
  • 素晴らしい活動である。
  • 学習型の事業で、受講料を徴収して14回の授業参加者を集めるのは大変苦労するものであるが、今年度14名の塾生を得たことは評価したい。
  • 受講者のスキルアップが、すぐに地域づくりに活きるものではないことは理解している。受講者がいずれそのような”地域課題の解決”の機会に差し掛かった時にバランス感覚のある人材となることを期待する。
  • 現状把握がしっかりできて、昨年の反省点、今後の課題や見通しが整理されている。
  • 「流山」を常に授業の中心に据えた、まちづくりのための学び場であることは高く評価できる。
  • よりPRがなされ、塾生が多く集まり、市民活動のレベルアップに貢献してくれることに期待している。
  • 総事業費約75万円を掛け14名の塾生を育てる事業ですので既卒業生も含めて卒業生の活用・活躍を期待したい。
  • 1月に開催される「成果報告会」は、広く市民に公開して欲しい。
  • 終了後の活躍の追跡調査を期待する。
  • 今後、さらに受講生の応募を考慮し、カリキュラムの連続講座数の再考なども検討することに努められたい。
  • SNSやメールでのやりとりは即時性がある反面、各個人間で差が生じやすいという点が難しいと感じた。
  • 将来の市民活動へつながる土台づくり、という観点と発想に期待している。
  • 事業実施直後に、実際にまちづくりの現場での成果を出すことは難しい事業であることはわかるが、どのように成果を表現していくことができるかを検討されたい。

このページには画像や添付ファイルへのリンクがあります。
画像をご覧いただく場合は、[画像]と記載されたリンクテキストをクリックしてください。
添付ファイルは、携帯端末ではご覧いただけません。パソコン版またはスマートフォン版サイトをご覧ください。


市民生活部 コミュニティ課
電話:04-7150-6076
ファクス:04-7159-0954
〒270-0192
流山市平和台1丁目1番地の1 第2庁舎2階


[0] 流山市|都心から一番近い森のまち [1] 戻る

Copyright (C) City Nagareyama Chiba Japan, All rights reserved.