市民活動団体公益事業補助金中間報告会


ページ番号1003396  更新日 令和4年9月22日


「平成27年度市民活動団体公益事業補助金」認定4事業の中間報告会(協働まちづくり提案調整会議)を行いました。

9月26日(土曜日)、流山市民活動団体公益事業補助金」の交付を受けた事業(団体)の中間報告会(協働まちづくり提案調整会議)を流山市民活動推進センター(流山市生涯学習センター3階)大会議室で行いました。

「流山市民活動団体公益事業補助金」は、地域で抱える社会的課題の解決に向けて、NPOなどの市民活動団体が自発的に、自立していくことを前提に行う公益的な事業(市民公益事業)を対象に交付する補助金で、平成27年度は4団体が補助金の交付を受けました。

中間報告会は、事業の進捗状況や課題について協働まちづくり提案調整会議委員や市民等に報告し、補助金の運用についての助言等を受け、今後の事業の参考にする場です。

中間報告会の様子

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協働まちづくり提案調整会議委員から認定事業(4事業)に対する助言など

  事業名 良い点 今後に期待する点
1 流山本町・利根運河観光ツーリズムに向けた案内サイン提案事業
(NPO流山まちなみ会)
・他団体との交流や新たな知識の吸収など、積極的な活動のようすが感じられた。
・授業の一環として利用してもらうことにより、うまく大学を引き込んでいる。
・次の展開についての課題を的確にとらえている。
・特に、国土交通省との関係づくりが順調に進み、専門職の方と意見交換したり、情報提供を受けたりできる関係になったことは、大きな進展。敷地の広大さが抱える課題や大学との関係づくりなど、準備段階ですべきことが洗い出されていて、質の高いものになっている。
・計画した事業が計画的に実施されており、着実に成果があがっている。
・本事業に関係するステークホルダーの掘り起こしと協力関係の構築を行い、固定概念にとらわれない柔軟な発想と気づきが事業の随所に見られて、事業の広がりある。
・流山本町・利根運河観光ツーリズムに向けた観光サイン提案事業の実績と経験を生かしながら調査や意見交換会を数多く実施し、多様なニーズへ適応できるよう「自然保護と景観保全」を最優先し流山市の活性化の為、活動されている。
・市外からの観光客を主な相手にするのか、市民の憩いや学習をメインターゲットにするのかで方向づけが異なってくる可能性を感じるので、考え方にブレやズレなどが起こらないよう、真摯な検討を続けていかれるよう期待。
・利根運河に関わる複数の関係団体との調整をするには、利根運河協議会をうまく利用できないか。
・2月14日に研究成果報告会を開催されるとのこと。盛会を期待しています。
・観光サインの中に四季折々の生態系に関する案内を是非加えて欲しい。
・課題でもあったが膨大な情報をどのようにわかりやすく整理するかであるが、理科大をはじめ関係団体との協力により大きな成果となることを期待します。
・「利根運河界隈」の開発は、その歴史、自然・景観、地域に暮らしている人などのそれぞれの「想い、思い」が違うので、資源調査、調査結果の分析をしながら、慎重に検討していく事が必要。
2 笑いヨガdeピンピンコロリ事業
(笑いヨガ de PPK in 流山)
・着実に計画にもとづく活動を進めており、60・70代の方中心に健康づくりへの関心を高める効果を得ていると感じられること。実施した内容についてきちんと反省を行い、次回よりよく実施できるよう努力していると感じられること。
・アンケートを実施し、参加動機などを分析することによって、次の展開を検討している。
・婚活との協働事業など、他団体との連携によって活動の幅を広げている。
・「広報ながれやま」を有効活用して集客している。
・ストレスホルモン値の変化を参加者が体験することにより、多世代交流を促進しようとするものであるが、参加者の心をつかんだ対応は素晴らしい。
・前回の公開審査の時は補助金を使って、「どんな事業展開し、市民の福祉及び利益につながるか」明確ではなかったが、中間報告会では事業実施の状況をしっかり発表されていた。
・ひとつ、ひとつの成果とやり遂げた自信が次の更なる目標と課題を捉えている。
・地域の公民館、社会福祉協議会etcの社会資源を利用して、積極的にPR活動、情報収集を行っている。
・他団体との協力体制づくりの不足、集客への課題はあると思うが、金銭的な負担の低さや効果の大きさなど他団体にしてもとり入れやすい要素が笑いヨガには大きいと思うので、今後の活動の広がりに期待。
・1回きりのイベントではなくて、参加者がその後も継続して活動できるような事業を検討が必要。
・男性も興味を持って参加できるようなプログラムの検討が必要。
・市が実施している高齢者生きがい推進事業や介護支援事業との連携が出来ることを期待。
・男性の参加者が少ない原因を探し出すこと、広報の工夫が必要。
・参加者を飽きさせない方策が必要。取得したストレスホルモン値の有効な活用も一つの方法。
・類似のコースが多いのでそれらとの差別化が必要ではないか。
・ポスター掲示やチラシ設置を通して参加者を増やすこともひとつの方策であるが、自治会の事業や講座に取り入れていただくアプローチも必要であると考える。
・高齢者施設にいる介護職員に「笑いヨガ」を受講させ、そのノウハウを教授できるよう普及活動に努めてください。
3 平和の推進を図る事業
(”明日も平和であるために”を推進する会)
・書籍の刊行については、苦労された点が多いと思うが、計画よりも内容を充実させたものを完成することができたと思える。
・書籍を残すだけでなく、小中学校での朗読会やDVD鑑賞によって次の世代に戦争体験を引き継ぐことを目標としている。
・地区社協との連携によって事業の幅を広げている。
・流山に関わる91名もの執筆者が、「戦争」を語り継ぐという貴重な記録ができたことは、素晴らしい。新聞に記事が掲載されたり、出版社からも全国販売されることになり、社会的にも意義のある出版活動となった。
・戦後70年という節目に年に多くの人々の体験や記憶を本にすることにより、本事業に関わったすべての人の思いが、形になったことに大きな意義を感じている。
・戦時下の空襲、学童疎開等の貴重な経験を「書籍」に編纂し、戦争体験の無い「若い世代」特に、小学生、中学生を対象に「戦争の悲劇」と不条理を伝えるための活動を積極的に行っている。
・展覧会の有料入場者数が見込みを大幅に下回ったのは非常に残念。今後は学校との連携をより強めて、若い世代にしっかりと伝えていくことができるよう期待。
・高齢者と子どもたちのふれあいの手段として戦争体験を語り継ぐことも有力な手段だと思いますので、地区社協との連携も継続も期待します。
・収支計画の表記を研究して、活動の質が経理面からも表現できるようになると素晴らしい。
・学校関係者との連携を密にして、市内の小、中学校で戦争と平和について考える機会を実現してもらいたい。
・本文では、読み仮名をふることにより読みやすくなっているが、小学生には多少難しい気がする。DVDの完成により、小学生にも平和の大切さを感じる機会になることを期待する。
・戦争体験の無い「若い世代」に戦争の悲劇と不条理を伝えることを第一に掲げ事業展開しているので、学校関係者との接点をどうもっていくかが課題。「熱い思い」を伝えるだけではなく、何回も学校に足を運び、親近感を作る事が大事。
4 親子のための災害対策事業
(NPO法人パートナーシップながれやま)
・実態を調査した上で計画の見直しを行いつつ、よりよい方向を見つけようと努力していると感じられる。
・流山市内の外国人の生の声に柔軟に反応し、英語だけでなく多言語への展開を決めたことは高く評価される。
・流山に限らず、他地域からの要望に応えて活動を広げている。
・各地での実施経験に基づいて、防災寺子屋のプログラムの充実を図っている。
・弱者に対する安全策として非常に重要な事業である。
・視察や研修、他団体の会合への参加など、活発な活動を進めています。自治会からの出前講座の依頼など、活動が広がって楽しみである。
・国際交流協会と交流した事で、これまでにない外国人の状況が把握できた。
・各地域に出向いて「防災・減災」について啓発活動を積極的、継続的に行い、集客の数を増やしている。
・次年度からは申請団体名を流山子育てプロジェクトに変更した方がよいのではないか。(活動の実質が移っていると思われるので)今回の事業とは直接関わらない部分だが、他市への防災寺子屋出前講座については自分たちの事業というより、その市特有の要素を踏まえてその市の人が取り組みを始めることができるような「種まき」の活動とする方が良いのではないかと考える。
・外国人のための防災教育は、いったん活動の形を固めることができれば、流山だけでなく広く他地域でも展開できる活動なので、流山の枠にとらわれず活動の幅を広げてもらいたい。
・下半期は事業計画に基づいて、防災ノートを活用した出前講座の開催し、そこで得たものが防災情報のバリアフリー化について、具体的なアイデアにつながることを期待。
・この地域に住んでいる外国人の実態にマッチした言語や内容にして、多くの人に活用されるものに仕上げて貰いたい。
・流山市民活動団体や防災危機管理課、コミュニティ課、高齢者生きがい推進課等の横のつながりを大切にしながら連携していくと、更なるネットワークが広がっていくと思う。
・地道な活動を継続的にしているので、今後も更なる啓発活動に期待。

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