旧清美園(し尿処理施設)の再整備事業の概要


ページ番号1002546  更新日 平成29年9月15日


1 施設の老朽化と現状

 流山市のし尿処理施設は、昭和50年度に稼動し、その後数回にわたり改造を施したものの、既に30年以上が経過しようとしています。
 この間、処理対象となるし尿等の性状は大きく変動し、施設の老朽化が進み、躯体強度の低下や設備の腐食などが進行することにより、施設管理上、大きな負担となっています。
 さらに、地震などの大規模災害時における施設の耐久性が懸念されています。
 また、隣接する旧焼却施設も老朽化が著しいため、早期の解体を行う必要があります。

2 事業の内容

環境質調査及び敷地内調査

 旧清美園のごみ焼却施設の解体と汚泥再生処理センターの整備を行うに当たり、まず、旧清美園の敷地内から有害物質が流出していないか確認するため、調査を行いました。
 その他、土壌や大気中の有害物質(ダイオキシン類を含む)及び河川水質、騒音、振動、悪臭について測定を実施しました。
 後に、これらの結果をもとに、生活環境影響調査を実施します。

焼却施設解体・撤去

 旧焼却施設の解体にあたっては、近隣住民の皆様に対する安全が確保され、生活環境等に十分配慮した計画を策定すると共に、解体工事従事者へのダイオキシン類ばく露防止対策等を行うため、解体工事発注前に焼却施設内部のダイオキシン類による汚染状況調査を実施し、その結果を基に安全で効率的な解体工事を実施します。

汚泥再生処理センター(し尿処理施設)の再整備

 老朽化している「し尿処理施設」の再整備のため、有機性廃棄物リサイクル施設として、剪定枝とし尿・浄化槽汚泥等を併せて処理する施設である汚泥再生処理センターを建設します。
 当該施設では、公共用水域の水質保全及び生活環境の向上を図ると共に、循環型社会に対応し環境に配慮した資源再生が可能な施設の構築を目的としています。

3 事業をすすめるにあたって

 審議会からの答申に基づき以下の点に十分配慮して進めます。

  1. 旧焼却施設の解体事業の実施にあたっては、周辺の環境調査を行い、ダイオキシン類等に十分な対策を講じます。
  2. 汚泥再生処理センターは、周辺の緑と調和した施設づくりをいたします。

4 調査の結果や計画について

 調査の結果や計画については、下記から、ご覧いただけます。

5 汚泥再生処理センター建設工事の総合評価一般競争入札の実施について

 流山市では、処理や資源化の安心、安全はもとより、効率性、合理性に配慮しつつ、経済的な施設整備を行おうと考えています。
 そこで、競争性、公正性及び透明性を確保するため、計画施設の設計・施工業者を公募し、請負者を総合評価一般競争入札方式により決定します。
 

 汚泥再生処理センター建設工事の総合評価一般競争入札の実施について(お知らせ)は、下記から、ご覧いたたけます。。


環境部 クリーンセンター
電話:04-7157-7411
ファクス:04-7150-8070
〒270-0174
流山市下花輪191番地 流山市クリーンセンター


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