平成29年3月22日（水曜日）、千葉県建築文化賞の表彰式が行われ、キッコーマンアリーナが一般建築物の部で優秀賞を受賞しました。千葉県建築文化賞は、優れた建築物を表彰することにより、潤いとやすらぎに満ちた快適なまちづくりを推進することを目的に、平成6年度から創設された表彰で、今年度は98点の応募がありました。
　キッコーマン アリーナは、「く」の字型の断面形状を採用することにより、観覧席上部の気積を抑え空調負荷を低減、4周の高窓からの柔らかな間接光を採り入れることで、自然光による心地よいスポーツ環境を実現。さらに、地熱を活用したクールチューブ居住域空調による快適性の高いアリーナ空調、アリーナ大屋根を2回に分けて施工する工法を採用したこと、景観上重要な既存の樹木や石垣を保全しながら施工を行ったことなどが評価されました。

　表彰式には建設にあたった株式会社フジタ、株式会社INA新建築研究所のほか、市役所からはスポーツ振興課長が出席しました。表彰状はキッコーマン アリーナに展示されていますので、ぜひご覧ください。また、キッコーマン アリーナのほか、暁星国際流山小学校が千葉県建築文化賞一般建築物の部で入賞しました。

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