平成29年3月12日(日曜日)、文化会館で第27回流山市民音楽祭が開催され、およそ750人の方が音楽を楽しみました。この音楽祭は、市内で活動する音楽団体の発表の場であることはもちろん、音楽を通じてコミュニティの輪を広げ、地域文化の発展を図ろうと平成2年から続けられているものです。今回は公募により20団体が参加し、日ごろの練習の成果を大きなステージで披露しました。
井崎義治市長はあいさつで「今日は小学生から80代までの方々が出演されると聞いています。これまで長い時間をかけて練習されてきたことでしょう。今日はぜひ、すばらしいハーモニーを聞かせていただければと思います」と述べました。
このコンサートの特色は、当日の舞台だけでなく準備から進行までを出演者自身が行う手づくりのイベントであるということです。およそ6か月かけて、20団体が協力しポスター・チラシづくりから舞台進行までを協働で行いました。出演団体もコーラスからオカリナ、リコーダー、大正琴、吹奏楽、雅楽と多彩で、バリエーション豊かな演奏が楽しめることも特徴です。
各団体の結成のきっかけも、大学のサークルや小学校PTA、自治会などさまざま。家族で出演という方もいらっしゃいました。音楽を通じ、地域に根ざした交流を深めている様子がうかがえました。フィナーレでは約100人の出演者がジョイントし、「流山市民の歌」を演奏すると、客席の皆さんもいっしょに口ずさんでいました。
会場のアンケートには「素晴らしかったです。これからも続けて下さい」「毎年の開催を楽しみにしています」「いろいろな団体があったので、楽しく観ることができました」などの声が寄せられました。これからも、音楽を通じたコミュニティのふれあいの輪が一層広がることを願っています。
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