平成28年11月18日（金曜日）まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、市民の皆さんに四季折々の花を使った華道に親しんでいただこうと隔月で開催されているもので、今回は「錦秋」をテーマに、流山市華道振興会（流山市文化協会華道部）の協力のもと4点のいけばなの作品が展示されています。

　作品を展示した伊藤コウ和さん（草月流）は「『錦秋』というテーマにあわせ、ほうき草の緑から赤へ色が変化していく様子を出してみました。また、アンスリュームと雪柳をあわせ、赤の色を強調しました。色の移り変わりも楽しめると思います」と移り変わりゆく季節を表現しています。
　柳沢喜苑さん（草月流）は「少し早いですが、クリスマスをイメージして花材にクリスマスカラーの緑、赤を使い作品を活けました」と作品の見どころを話してくださいました。

　金本真泉さん（松山流）は「秋をイメージして、菊やドウダンを活けました。また、この作品はふりを強調してみました」と鑑賞のポイントを教えてくださいました。
　畑中一節さん（都古流正派）は「秋なので、実ものでヒペリカムを活けました」と話してくださいました。小菊やモンステラなどと取り合わせ、味わい深い作品となっています。

　来庁された方々からは、「それぞれの作品の個性が違っていいですね」「紅葉がきれいですね」と感想が述べられていました。
　次回の展示は平成29年1月10日（火曜日）から13日（金曜日）まで、「新春」をテーマに開催の予定です。市役所にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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