平成28年8月26日（金曜日）、文化会館ホールで第340回サロンコンサートが開催されました。今回のコンサートは夏の恒例の学校招待演奏会です。「学校コンサート〜輝け　流山の子どもたち!〜」のテーマのもと、市内小・中学校から応募のあった3校の児童・生徒が日頃の練習の成果をステージで披露しました。

　プログラムの始まりはおおたかの森小・中学校の合同演奏です。「私たちの学校は、昨年新しく開校した学校で、同じ建物に小学生と中学生が学んでいます。今日は小・中学生で一緒に練習した曲をみなさんに聴いていただけて嬉しいです」とあいさつがあると、6年生と中学生の31人が「ふるさと」を合唱と楽器伴奏で演奏しました。続いては全員が楽器を持って、「テキーラ」を元気いっぱいに演奏しました。

　続いての演奏は常盤松中学校です。1曲目はマリンバ独奏の「トルス3」。指導された菊池彰子先生は「今日使用したマリンバは、今年度新しく学校に入った楽器です。お披露目できる機会を持つことができました」と話してくださいました。続く「金管五重奏　三番」では、2本のトランペットと、ホルン、トロンボーン、チューバの息の合ったメロディーが奏でられました。

　学校コンサートは小・中学生の演奏を広く市民の皆さんに聴いていただこうと平成20年からサロンコンサートの中で行われているもので、今回で9回目になります。小・中学生の時に学校コンサートを経験した方が、音楽大学などに進まれて、毎年6月のサロンコンサート新人演奏会に出演するということも少なくありません。ぜひとも大好きな音楽を続けて、流山から全国に、そして世界に羽ばたいていってほしいと願っています。

　次回のサロンコンサートは「シューマン〜シューマンの光と影〜」と題し、ドイツ・ロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンとその妻クララ・シューマンの楽曲をピアノでお送りします。9月30日（金曜日）12時15分から12時45分まで。会場は文化会館ホール、入場無料です。季節は文化の秋となりました。ぜひサロンコンサートへお越しください。

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