平成28年7月19日(火曜日)、市役所で、東京大学大学院法学政治学研究科教授・金井利之さんを講師に招き、講演会「市民自治の推進〜投票条例の実例を学ぶ〜」を開催しました。
講演では、市民投票制度の分類と概要を、他の市町村における実例を交えながら、分かりやすく説明をしていただきました。
金井さんは、「二者択一という市民投票は、丁寧なコンセンサスを積み重ねる日本に合うものとはいえないが、最終的な結論を出すという手段として準備をすることは、間接民主制の補完として意味のあるものです。平時に準備をすることで、議会が日常的に民意をくみ取る努力を怠らないための牽制としての機能もあります。また、投票制度に関しては、さまざまな方法がありますが、市の実状にあったものを市民の手で作り上げていくことが大切です」と話されました。
市では、7月21日に無作為で抽出した市民の方1,500人に、市民投票条例策定に関する市民会議の委員募集案内を発送しました。市民参加を経ながら、条例制定に向けた準備を進めていきますので、案内文章が届いた方は、委員への応募をご検討ください。
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