平成28年5月9日（月曜日）から5月13日（金曜日）まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されました。この展示は、流山市華道振興会（流山市文化協会華道部）の協力のもと、市役所を訪れる市民の皆さんに生け花に親しんでもらおうと隔月で開催しているもので、今回は「薫風」のテーマで4点の作品を展示しました。

　根本正泉さん（松山流）の作品はカスミソウ、キキョウ、ディルフィニウム、ソリダコ、タニワタリを組み合わせています。「キキョウなどを使って初夏を感じられる作品にしました。見る角度によって、様々な印象を感じられるように工夫しました」と説明してくださいました。

　多々良一岑さん（都古流正派）の作品は君子蘭、エクトール、ディルフィニウム、トルコキキョウ、レンギョウを組み合わせています。「「薫風」というテーマに合わせてさわやかな風を感じてもらうためレンギョウの枝を生けました。」と話してくださいました。

　諏佐栄芳さん（池坊）はナデシコ、シラン、サンゴミズキ、ニューサイラン、ディルフィニウム、シャクナゲを取り合わせました。「さわやかな風を感じてもらえるようにシャクナゲで季節感を出しました。また、サンゴミズキで高さをだし、見ごたえのある作品にしました」と見どころを教えてくださいました。

　金本真泉さん（松山流）はギボシ、アンスリューム、ツワブキ、サツキを組み合わせています。「若葉の季節のため、緑を基調とし作品を生けました」とお話しくださいました。
　来庁された方々も「四季の花々展を毎回楽しみにしております」、「「薫風」というテーマどおり風を感じられる見ごたえのある作品ですね」と足を止めて作品を鑑賞していました。
　次回は7月に開催予定です。季節を感じる作品を是非ご覧ください。

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