森の図書館 バリアフリーおはなし会
更新日 平成28年5月31日

[画像]お話会の様子(78.5KB)

 平成28年5月28日(土曜日)、森の図書館にて「バリアフリーおはなし会」が開催され、赤ちゃんから小学生までの子どもたちが、手話付きのおはなし会を楽しみました。今回、手話付きのおはなし会をしてくれたのは、都内の図書館やろう学校等で活動されている、ボランティアグループの「にじ」さんです。
 手話付きのおはなし会とは、視覚障害のある方向けのみというものではなく、通常の読み聞かせと変わりありません。おはなしをしている隣で、もう一人が手話を行なっているというものなので、子どもたちも気軽に参加できるおはなし会でした。


[画像]お話会の様子2(80.2KB)

 まず初めは、手遊びの「ひげじいさん」。頭の上に長い耳を作るしぐさで「うさぎ」を表現しますが、手話では「うさぎ」を表すのに、手の甲を前に向けて耳を作ります。参加してくれた子も一緒に、さっそく手あそびから手話を楽しんでいました。
 次の大型絵本『しりとりのだいすきなおうさま』(中川翔子著、はたこうしろう絵、すずき出版)では、しりとりの順番に料理を出さなければいけない、しりとりが好きな王様とその王様に料理を出すけらいのお話です。手話を交えての読み聞かせに、子どもたちは次のしりとりに合った食べ物は何だろうと楽しそうに考えている様子でした。


[画像]お話会の様3(77.5KB)

 間の手遊びでは、両手を使って「おべんとうばこのうた」を楽しみ、次は科学絵本『バナナのはなし』(伊沢尚子著、及川賢治絵、福音館書店)です。身近なバナナについての話に、「大きな葉っぱだね!」などすっかり聞き入っていました。
 最後は紙芝居『あんもちみっつ』(水谷章三著、宮本忠夫絵、童心社)です。こっけいな昔話のラストに、女の子も笑って聞いていました。おはなし会の終わりには、今日の手話として参加した子どもたちに「ぜひ覚えて帰ってね」と、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の三つの手話を披露して、お開きとなりました。参加した男の子からは「大型絵本が面白かった!」という声も聞くことができ、子どもたちに手話を身近に感じてもらう良い機会となりました。



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