平成28年5月3日（火曜日）から、森の図書館のギャラリーガラス展示ケースにて、「森の図書館開館20周年記念 〜写真で見る20年前の森の図書館〜」が開催されています。
　流山市立森の図書館は、平成8年（1996年）の4月にオープンし、平成9年1月に、第3回千葉県建築文化賞「景観に配慮した建築物の部で千葉県建築文化奨励賞」を受賞しました。
　今年で20年目を迎えました。東深井古墳群を含む東深井地区公園に隣接し、緑の豊かな図書館です。当時の名称は「北部地域図書館」でしたが、公募により、9名の方が名付け親となり、「森の図書館」の愛称が決まりました。現在では、15万8000点を越える資料（平成27年3月現在）が所蔵される、市内でも特に多くの資料を持つ図書館となっています。

　今回の展示では、20年前の写真として、森の図書館が建設される前の調査記録や、建築中の重機で鉄骨が組まれている様子、そして開館直前直後の様子が披露されています。また、それと対比する形で、20年を経た現在の様子が20年前のものとほぼ同じアングルで撮影された写真が並んでいます。
　森の図書館が建てられる以前は、草木が茂る広い土地でした。今では見られなくなった近隣の風景も、写真の中には残っています。その様子がよくわかる1枚をご覧になった方は、「ここが図書館ができる前の同じ場所なんですね」と、面白そうに眺めていました。また、図書館の近所にお住まいの方からは、「もう20年も経つのですね」と懐かしそうに、20年の月日を感じていました。

　展示は平成28年5月29日（日曜日）まで、月曜日休館を除き、朝9時30分から17時（最終日は15時まで）の間、開催しています。お問い合わせは、森の図書館（04−7152−3200）まで。

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