森の図書館開館20周年記念
更新日 平成28年5月10日


森の図書館開館20周年記念「答えにくい子どものなぜ?をみんなで楽しく考えよう!! 」を開催

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 平成28年4月30日(土曜日)流山市おおたかの森センターで、森の図書館主催、おおたかの森センター共催で増田俊康氏をお迎えして、森の図書館開館20周年記念『答えにくい子どもの「なぜ?」をみんなで楽しく考えよう!!』が開催されました。参加された方々は、心に響くお話とPRINCOちゃん(ステージネーム)のショーを楽しみました。
講師の増田俊康さんは、子育てに関する著作を手掛けている真言宗豊山派円東寺のご住職で、流山市青少年補導員、保護司をされている一方、大道芸人PRINCOちゃんとして近隣の幼稚園や小学校等の各施設、地域でパフィーマンス活動にもご活躍されています。


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 お話の中では、おとぎばなし「わらしべ長者」をバルーンを使って説明されました。ある一人の貧乏な男が、奈良の長谷寺の観音様から「今から初めに触ったものを大切にして旅に出なさい」とお告げをもらいます。観音堂を出ると、男はつまずいて転び、1本の藁しべをつかみました。その藁しべが次々と様々なものに交換されていき、最後には屋敷をもらい、大金持ち(長者)になるというお話です。 これは、そこにあるものがたとえ藁であっても、観音様の言いつけを守り目の前にあるものを大切にして、困った人が居たら助けて、大金持ち(長者)になったというお話です。
 増田さんは、毎日、一瞬一瞬がかけがえのない日々ということに気づくことが大事と話されました。大震災や水害など様々なことが起きていますが、日々当たり前だと思っていることが当たり前ではないと気づくことです。


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 子育てをしているとマニュアルが多く、それぞれ異なることが書いてあることもあります。
 筒状にした紙を使い、バランスのとれる場所を見つけながら、増田氏は「マニュアルにこだわらない、バランスの取れているところを日々試行錯誤して見つけていきましょう。
 自分は大切にされていると感じられるスキンシップが大事です。人生は多少失敗があっても『まぁいいか』と開き直って受け入れるようにしましょう。(バルーンを使って肩車したこと(されたこと)ありますか?)」とスキンシップの大切さも話されました。


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  会場には赤ちゃんから大人まで幅広い年代層の方々が参加されましたが、PRINCOちゃんのお話とバルーンや帽子のジャグリングのパフォーマンスで、変化のある楽しい会となりました。
 参加された40代の女性は、「まぁいいかとなかなか思えず・・・つい知っている、聴いていると流してしまう生活ですが、初めてと感じられるように、毎日の生活を大切にしていきたいと思いました。気づく体験が出来てとてもよかったです。」と感想を聞かせて下さいました。



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