キッコーマン アリーナでプロバスケチーム・日立サンロッカーズ東京が公開練習
更新日 平成28年5月9日


熊本の一日も早い復興を祈って

[画像]ディフェンスをかわしてゴールへ向かう選手の写真(54.1KB)

 平成28年4月30日(土曜日)、キッコーマン アリーナでプロバスケットボールチーム・日立サンロッカーズ東京の無料公開練習が行われ、約500人の方が訪れました。この公開練習は、平成28年熊本地震の影響により、4月30日にキッコーマン アリーナで行われる予定だったサンロッカーズ・ホームゲームの熊本ヴォルターズ戦が中止となったため、被災地への義援金の募金活動や、救援物資の受け付けを目的として開催されました。


[画像]選手直筆サイン入りの靴やTシャツの写真(50.6KB)

 当日、練習開始前の会場には選手直筆のサインが入った靴やTシャツが展示され、設置された用紙に来場者の方が名前と購入金額を書いていって落札者を決める、チャリティーオークションが行われました。また、会場の一角では、日立サンロッカーズ東京の専属チアリーダー・サンロッカーガールズが被災地への支援物資を受け付けました。米や飲み物、レトルト食品などの食料から、除菌シートや入れ歯洗浄剤、哺乳瓶の洗浄液といった衛生用品まで、多くの支援物資が集まりました。オークションで寄せられたお金と、受け付けた支援物資は被災地まで届けられます。


[画像]ダンクを決める選手の写真(47.9KB)

 練習開始時刻の15時、選手がメインアリーナへ入場すると、観客席は大きな歓声と拍手に包まれました。この日はいつも通りの練習をするとのことで、ウォーミングアップののち、シュート練習や、ディフェンスをかわしながらゴールを狙う練習、3人でパスをまわしながらコートの端から端まで走り抜ける練習などが行われました。派手なダンクシュートやゴールポストから遠く離れた場所からのシュートが決まるたび、観客席から拍手が沸き起こり、選手は手を挙げて応えていました。


[画像]パスを回しながらコートを駆け抜ける選手の写真(66.4KB)

 真剣な眼差しで練習をこなす選手たちは、時おり、チームメイトと言葉を交わして笑顔を見せたり、ゴールの成功数を競って盛り上がったりと、普段試合では見せないようなリラックスした表情を覗かせていました。
 まっすぐな目で選手たちを見ていた、柏市からお越しの井内美羽さん(小学3年)は、「バスケットボールチームに入っています。今日は自分にはできない技をこなす選手が見られてよかったです。わたしももっと練習をがんばります」と話してくれました。
 


[画像]整列した選手の写真(54.0KB)

 練習の最後に、選手と、マスコットキャラクターのサンディー君がアリーナの中央に一列に並びました。今回の熊本地震による熊本ヴォルターズの試合中止について、キャプテンの竹内譲次選手は「同じバスケットボール選手として心を痛めています。選手一丸となって熊本を応援していきますので、皆さん、募金にご協力お願いします」と呼びかけ、今回の公開練習が被災地への支援の一助となれば、と語りました。


[画像]サインをする選手の写真(60.0KB)

 練習後に行われたサイン会では、色紙やバスケットボールを持った人で選手たちの前に長蛇の列ができました。また、サイン会の会場やアリーナ出口では、選手とサンディー君が募金箱を持って義援金の募金を呼びかけました。バスケットボールにブラウン選手とチェンバース選手からサインをもらった、柏市のバスケットボールチームに所属する秋元開君(小学2年)は、「ダンクシュートをたくさん決めていてすごかった。自分も将来はダンクシュートを決められるようになりたい」とはにかんだ顔で話してくれました。



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