第4回市民環境講座「講演と映画の集い」
更新日 平成28年2月23日


化石燃料から、「地産地所有」の自然エネルギーへの転換について講演

[画像]壇上で講演している写真(71.5KB)

 平成28年2月14日(日曜)、生涯学習センターで第4回市民環境講座「講演と映画の集い」が行われました。市民環境講座は、市が市民団体「温暖化防止ながれやま」に委託して実施している事業で、今回が本年度第4回目の開催です。今回はNPO環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也さんをお招きして、市民参加による地域での自然エネルギー導入をテーマとした講演会と、ドキュメンタリー映画「パワー・トゥ・ザ・ピープル」の上映会を行い、約130人が参加しました。
 飯田さんは、自然エネルギーの普及啓発に精力的に活動されている方です。飯田さんによると、太陽光や風力発電などは、地域の電力を地域で作る自立分散型の電源であるだけでなく、普及すればするほど発電単価が安くなるそうです。ドイツの例をあげ、世界的には化石燃料による「大規模中央独占」から自然エネルギーによる「小規模地域自立」にシフトしている過程だと話されました。
 


[画像]グラフを示しながら説明している写真(76.8KB)

 また、電力だけでなく熱も地域の自然エネルギーの活用により地域内で循環させることができれば、本来は光熱費として域外に支払うはずだった莫大なお金が地域内で循環するようになるメリットがあるとおっしゃっていました。飯田さんの試算では、4000世帯、1万人の町で年間10億円の域内経済循環が生まれるそうです。
 飯田さんは、導入される自然エネルギーは、大手資本によるものより、地域主導型が望ましいとも話されていました。「地産地消」という言葉がありますが、これからは地域の人が設備を持ち自分たちのエネルギーを自分たちで作っていく「地産地所有」がキーワードだそうです。初めて市民団体が中心となって市民から投資を募り、2001年に建設された北海道浜頓別町の風車「はまかぜちゃん」は、今もトラブルなく稼働しており、今では日本全国で180のご当地エネルギーが稼働しているそうです。参加者の方からは、「身近な話題で考えさせられた」「ご当地電力の多さに驚いた」などの感想が寄せられました。
 


[画像]抽選会で当選した人の写真(80.7KB)

  講演のあとは自然エネルギーの導入による地域づくりについてのドキュメンタリー映画「パワー・トゥ・ザ・ピープル」の上映が行われました。この映画では、島外から電力を買わざるを得なかったデンマーク・サムソ島が、太陽光発電や洋上風力発電などにより自分たちのエネルギーを自分たちで作るようになるまでの過程と、地域のつながりや地元への愛着が描かれています。
 講演の最後に行われたお楽しみ大抽選会では、当選した30人の方にLED電球が配られました。省エネには、エアコンやテレビなどの家電製品を上手に使うソフト面での対策と、機器を省エネ製品に変えていくハード面での対策がありますが、家庭でのLED化は特に省エネに効果的です。
 市では、ご家庭での12月から2月の電気使用量を前年同月比10%節電すると応募できる、「流山節電チャレンジ2015・冬」も3月11日まで受け付けていますので、該当の方はぜひご応募ください。
 



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