森の図書館 戦後70年展示
更新日 平成27年8月10日


特別展示として作家・阿川弘之さんの追悼展示も

[画像]郷土資料の展示の写真(44.9KB)

 終戦から70年。節目となることし、森の図書館では平成27年8月31日(月曜)まで(図書館開館時間内)、一般書、児童書、郷土資料の各展示コーナーにて、「戦争」をテーマに、幅広い世代や興味に合わせて資料をそろえています。


[画像]児童書の展示の写真(53.9KB)

 図書館に入ってすぐ、舟形の児童書展示コーナーでは、原子爆弾の落とされた広島・長崎はもちろん、ひめゆり学徒隊などで知られる沖縄戦にまつわる資料をそろえています。また、読み物だけではなく、「戦争遺物」に注目した調べ物資料なども展示。さらに、日本のみならず、広く世界にも視野を広げ、戦争とは何か、平和とは何かを考えてもらうきっかけづくりを提供しています。夏休みの調べ物学習としても大いに役立つ展示となっています。


[画像]一般展示の写真(52.5KB)

 カウンター前の一般書展示コーナーでは、先の大戦を記憶している人たちが年々減りつつある昨今、次世代に戦争の記憶をいかに伝えていくか、ということに注目し、ノンフィクション作品を主に展示しています。さらに現在、流山市ゆかりの出版社「崙書房」の創業45周年を記念して長期展示を行なっている郷土資料コーナーでは、崙書房で出版された戦争に関する資料を集めています。私たちに身近な「地元」という視点から戦争を考える展示を実施。大人にも子どもにも、注目していただきたいコーナーとなっています。


[画像]郷土資料の写真(46.8KB)

 なお、郷土資料コーナー新着図書として展示中の、流山市民の戦争体験証言集「あの時子どもだったわたしたちは・・・戦後七十年語り継ぐ戦争 流山からのメッセージ」(崙書房)を出版された、「明日も平和であるためにを推進する会」(上谷章夫代表)の皆さんは、流山市生涯学習センターにて、企画展「東京大空襲と学童疎開展」を開催されています。同展は、平成27年8月17日(月曜)までの毎日10時から17時まで。入場は一般500円、高校生以下無料。企画展に関してのお問い合わせは、流山市生涯学習センター(04‐7150‐7474)まで。


[画像]特別展示の写真(51.9KB)

 また、森の図書館では特別展示として、先日、平成27年8月3日(月曜)に逝去された、1999年に文化勲章を受章された作家・阿川弘之さんの追悼展示も併せて行なっています。代表作「山本五十六」を中心とし、さまざまな著書をそろえていますので、こちらもぜひご覧ください。展示についてのお問い合わせは、流山市立森の図書館(04‐7152‐3200)まで。



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