たけのこ掘りに70人が挑戦
更新日 平成17年4月25日


家族で自然を満喫

[画像]唐鍬を使ってたけのこを掘っている写真(27.1KB)

 平成17年4月23日(土曜日)、駒木台の竹林で親子でたけのこを掘る体験教室が行われ20組の家族連れがさわやかな汗を流しました。この親子体験教室は、市民環境フォーラム・流山(新美健一郎会長)と公民館との共催によるもの。たけのこ掘りは、親子で自然体験できる場を行政と市民団体とのコラボレーションで提供していこうと一昨年から始まりました。ことしは、昨年夏の猛暑などの影響でたけのこの発育はあまりよくありませんでしたが、近隣の幼稚園や小学校をはじめ「夏まで日本に滞在しているので」とフランスから参加された家族など約70人が土中に隠れているたけのこと悪戦苦闘しました。


[画像]たけのこをやさしく掘っている子どもたちの写真(27.0KB)

 会場となった竹林は、駒木台の農家・鏑木佐京さんの林で、鏑木さんは、たけのこを掘るための「唐鍬」の使い方やおいしいたけのこの見つけ方などを、実際にやってみせながら解りやすく解説してくれました。日向では汗ばむ陽気の行楽日和となったこの日も、一歩竹林に足を踏み入れるとひんやりとして、初夏の風が心地よく参加者を迎えてくれます。たけのこ掘りの合間には、鏑木さんの畑を見学しましたが、モンシロチョウが飛び交い、テントウムシが這い、土の中にはミミズがいる環境に参加された保護者の皆さんも「懐かしいですね。癒されます」とにっこり。


[画像]たけのこ堀り後の昼食の写真(25.7KB)

 公民館運営審議会の答申を受け、こうした市民団体などの協力を得て土曜日に家族で参加できるサトイモづくりや落花生づくり教室などの自然体験学習を始めたのは学校週完全5日制がスタートした平成14年度からですが、流山北小4年の古川弥生さんや3歳の怜佳ちゃんと一緒に参加した南部中1年の古川和弥くんは、「公民館の親子自然体験講座に初めて参加したときは2人兄妹だったけど、家族も増えました。中学生になったので、ただ参加するだけでなく、少しはお手伝いもしていきたい」と語っていました。参加者は、農家の庭で、味噌仕立てやしょうゆ味などの筍汁を何杯もおかわりしながら楽しいひとときを過ごしていました。



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