ホタルの放流
更新日 平成17年5月9日


ホタルさん夏に会おうね 子どもたちが幼虫をビオトーブに放流

[画像]ホタルの幼虫を放流する参加者の写真(24.3KB)

 平成17年5月7日(土曜日)、流山北高校近くの田んぼでホタルの幼虫の放流会が行われ、参加した約50人の親子連れなどが紙コップに入った幼虫を放流しました。この催しは、NPOホタル野(前川利夫代表)が昨年から始めたもので、ことし2回目。会員がそれぞれの自宅で、卵から1年近く育てたヘイケボタルの幼虫約550匹。同NPOでは、夏には初の「ホタル鑑賞会」も計画したいと張り切っています。


[画像]ホタルの幼虫の写真(11.8KB)

 今回放流した幼虫は、同じ田んぼで昨年とった卵を会員が、それぞれの自宅でバットや水槽などで飼って育てたもの。エサ集めが一番の苦労だそうですが、会員の中にはエサとなるモロアナ貝やタニシなどを育てることから始めている人も少なくないそうです。放流した約500平方メートルの田んぼは、田植えをしないでビオトーブにしています。同NPOでは、7月から8月にかけて夜7時30分くらいからホタルが光ながら飛ぶ姿が見られるのではないかと期待しています。


[画像]雨の中の放流の様子の写真(23.4KB)

 当日は、あいにくの雨模様でしたが、子どもたちは、紙コップに入った幼虫に「夏に見にくるからね」、「無事に育ってね」と語りかけながら放流していました。NPOホタル野は、昨年1月16日にNPO法人を取得し、湧水観察会や流山市内ホタル観賞ツアー、水質保全のための竹炭づくり、そして今回のような放流会などを通して自然環境の保護活動などを展開しています。


[画像]集まって話を聞く参加者の写真(26.1KB)

 なお、NPOホタル野がラジオや雑誌に紹介され予定です。 NHKラジオ第一放送(関東一都六県向け 594kHz)で、5月19日(木)朝7時46分頃から約6分程度、「ラジオあさいちばん」の中の「首都圏情報コーナー」で、前川代表が電話インタビューの形でキャスターとの会話が放送される予定です。一方、雑誌「Chiba Walker」5月24日発売号にホタルスポットとして紹介されるそうです。



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