人命救助で感謝状
更新日 平成17年8月15日


人命救助で2人に感謝状 家屋火災で2階の親子を救出

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 市内で発生した家屋火災で、自らの危険を顧みず人命救助をされたおふたりに対し、平成17年8月12日(金曜日)、市長室で感謝状が贈られました。火災は、先月、市内で発生したもので、2階で逃げ遅れた親子を救出するために、はしごをかけてベランダから突入し、人命救助をされたご近所の岩槻吉信さんと京和ガスにお勤めで勤務中に黒煙を発見し、岩槻さんと一緒に救助活動をされた細井淳一さんです。


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 火災が発生した日は、台風の影響から大雨が降り、はしごをかける地盤も傾斜があり不安定でしたが、細井さんがはしごを押さえて、岩槻さんがベランダから燃える2階に突入し、親子を無事救出しました。岩槻さんが幼子を抱きかかえて救出した数分後には窓が割れ、炎が吹き出した状況から間一髪で難を逃れたものと思われます。岩槻さんは、大工さんで雨のため仕事が休みだったことからはしごを架けて2階に駆け上がりました。


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 井崎市長は「そういう場に遭遇したときにとっさの判断と行動がとれるのはすごいことですね」と問い掛けると、岩槻さんは「当然のことをしただけですが、台風のために風向きが普段と違ったのでベランダから上がれました。階段は焼け落ちていましたから」。また、細井さんは「ガス会社に勤めていますので、気がついたらガスの元栓を締めていました」とそれぞれに語っていらっしゃいました。


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 この日は、岩槻さんのご家族も一緒にいらっしゃって火災のときの様子を教えてくださいましたが、火災は一瞬にして何もかも焼き尽くしてしまいます。いざというときのために地域で火災や災害時の協力体制を築いておきたいものです。8月28日(日曜日)に八木南小学校で開催される流山市総合防災訓練では消火器を使った消火訓練やバケツリレーなども予定されています。こうした機会に火災予防や初期消火の知識や技術を身につけたいものです。



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